工場で働く人にみてほしい!自分の身を守るために徹底してほしい6選!

 

こんにちは!

「きつい、汚い、危険」の3Kが定着している工場での仕事ですが、

製造業こそ日本の文化を発展させる素晴らしい業種だと思います。

 

「モノづくり」は働いている実感がわくため、やりがいがありますよ!

 

新卒、中途問わず、これから工場で働こうと考えている方に向け、

今回は自分の身を守るために徹底してほしいルールを伝授したいと思います!

Contents

安全第一はただのスローガン

 

今回私がこの記事を書こうと思った一番の理由です。

「安全第一」なんて言葉、うのみにしていませんか?

 

工場によっては危険な作業を行わせている場合もあります。

 

「忙しいから仕方ない。」

「いつもやっているから大丈夫。」

 

そんな言葉を信じてはいけません。

 

高所で作業する場合は必ずヘルメットと安全帯など定められたルールにそって作業をします。

機械の点検をする場合は必ず主電源を切り、コンセントを抜いてから作業をします。

 

意外と年配の方ほど、このルールを守っていません。

今までは危険な事をしていたけど大丈夫だった、という感覚の麻痺からでしょう。

 

もし、そういった人たちが多い場合は危険な職場です。

早い内に転職をおすすめしますが、無理な場合はより一層注意を払っていかなければなりません。

事故は数々の偶然から起きている

出典http://yasayaku.com/wp-content/uploads/ade69d0a50e571d594b13bab658a81ed.jpg

 

こちらの画像はスイスチーズモデルと呼ばれる、

危険な要因から事故が起きるまでの原因を現したものです。

 

 

例えばAさんとBさんという人物がいたとします。

 

Aさんは昨晩、お酒を飲みすぎて二日酔い気味でした。

Bさんは深夜番組に夢中で寝不足気味でした。

 

Aさんは機械の点検を行うので、Bさんに電源を切ってコンセントを抜くように指示しました。

 

Aさんは機械の点検を行ったところ、突然機械が作動し始めました。

結果、Aさんは機械によって手を切創しました。

 

一歩間違えれば命の保証はなかったかもしれません。

 

さて、こんな話あり得るのか?と笑われてしまいそうですが、

有名企業の直営工場で起きた、実際にあった話です。

 

この色付けした部分に問題があります。

最初のピンク色オレンジ色の部分は言うまでもありませんね。

 

続いて紺色青色の部分に問題があります。

紺色の部分は、AさんがBさんに指示しましたが、Bさんに伝わったかどうかは分かりません。

そして青色の部分はAさんが確認をせずに点検作業に入ってしまった事です。

 

事故はいくつかある負の偶然によって起きています。

 1個の重大アクシデントの裏には99個のヒヤリとした事象がある と言われています。

 

長くなりましたが、一つ目の「安全第一」はあくまでスローガン。

自分の身は自分で守っていきましょう!

工場は歩行者優先ではない

 

日常生活では車や自転車より、歩行者が優先されますよね。

しかし工場内は車両優先です。

 

一部、歩行者を優先としている会社があるかもしれませんが、

基本的には工場内では車両が優先されます。

 

入社した際に教育として受けるはずですが、

知らないまま工場内を歩いてしまうと、車に敷かれる恐れもあります。

 

一般道路を走っている普通車と違い、工業用の大型車が多いので慎重に行動しましょう。

危険予測を徹底する

 

上司によっては作業内容のみ伝えられ、具体的な方法を教えてくれない場合もあります。

そのノウハウが分からないまま作業をした結果、ケガをして痛い思いをするのです。

 

工場で働いたことがない人にとっては、あらゆる事が初体験です。

工具の使い方も誤るとケガにつながります。

 

ケガをしないためには作業による自分の行動を予測して動くことです。

 

例えば物を運ぶのであれば、どこに持っていくのか?

この持ち方で運んだ場合、途中できつくないか?

置いた時に手が挟まれることはないか?

 

など気を付けることはありますね。

工具を使う場合でも、可動範囲や手を滑らせた際に他の物にぶつかったりしないか、

などが挙げられます。

 

危険予測は過剰なほどに行ってくださいね!

コミュニケーションを大切にする

 

工場内で働く人たちとのコミュニケーションは大切です。

雑談をするというわけではありません。

 

あくまで仕事をする上で必要なコミュニケーションを怠らないということです。

前述したAさんとBさんのやり取りでも、コミュニケーションがしっかり取れていれば、

どちらかが気づけた可能性があります。

 

うっかりミスを誰かが止めてくれる場合もあります。

同じ職場の仲間と協力していきたいですね。

5Sは大事な活動

出典クローバフォーグループ

 

5Sという言葉はご存知でしょうか。

「整理」「整頓」「清掃」「清潔」「しつけ」の頭文字をとったものです。

仕事をする上で散らかっている職場や、足元が不安定な状態では事故を起こしやすいです。

 

また、5Sを徹底することで生産力が向上したというデータもあります。

仕事を止めてでも5Sはやるべきですね。

大手企業では週に1度は時間をとって活動されています。

 

整理・・・必要な物と不必要な物を分けること。不必要な物は捨てていきましょう!

整頓・・・整理した必要な物を使いやすい状態に保つこと。

健康状態を保つ

 

工場で働く以上、身体が資本です。

病気やケガはもちろん、睡眠不足などにも注意しましょう。

前夜にお酒を飲みすぎるというのもNGです。

 

デスクワークでの失敗で命を落とすことはありませんが、

工場での労働は場合によっては重大事故につながります。

 

気を引き締めていきましょう!

最後に

 

最後になりましたが、工場は危ない仕事が多いです。

じゃあ工場よりデスクワークのほうが安全か?と言われると、

今度は座りっぱなしによる腰痛や疾患などが挙げられますので、何とも…。

 

工場は身体を動かすので、歳をとっても元気な方が多いです。

自分の肌に合っていれば天職にもなりえるでしょう。

 

ただ、事故には十分注意しなければなりません。

最後になりましたが、人間には第六感があると思います。

 

危ないかも?と少しでも感じたら手をとめてください。

経験上、危ないかも?いつもと違うかも?と違和感を感じた時は、

何かがおかしい時です。

 

手を止めて上司に相談して、何事もなければそれで済む話です。

臆病なくらいがちょうどいいですよ!

 

 

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