【速報】白血病を公表した池江璃花子選手の会見

16時より、東京都渋谷区にて日本水泳連連盟による会見が行われました。

Contents

登壇者

【所属先のルネサンス】吉田 正昭社長
【日本水泳連盟会長】青木 明
【日本水泳連盟】上野 広治副会長
【担当コーチ】三木 二郎

登壇されたのは以上4名です。

会見の内容

①上野氏と吉田氏による挨拶・説明

オーストラリアゴールドコーストでの合宿を切り上げて、2/8に帰国。
日本の病院で検査を受けたところ白血病と診断。
医師の判断により治療開始し、現在入院中
医師によると早期発見ができたとのこと。
今後の治療方針は医師と話し合って決めていく。

直近のコナミオープンと日本選手権は欠場。
東京オリンピックの出場については未定。
復帰の時期については医師と話し合って決めていく。

「池江選手の一日も早い回復を祈り、治療に専念できる環境を提供することが我々にできること」

②三木二郎コーチより詳細説明

今まで見たことがない呼吸をしていた。(肩で大きく息をする)
そのため、現地の日本人医療センターで血液検査・心電図を行った。
結果を見た医師から「早く帰国して再検査をしたほうがいい」と言われ、水泳連盟のドクターとも話し合い、すぐ帰国することに。
2月8日、日本の病院で検査を行い白血病と診断された。

③上野広治副会長 池江選手の様子

以前と変わりなく、病気に立ち向かう強い意志を感じた。
我々にも気を遣い頭が下がる思い。
厳しい道のりになるが、2020年のオリンピックに出場できるようご支援願います。

④質疑応答

NHK

Q,詳細な診断名は?
A,「現時点では、白血病としか言えません」

Q,治療方針は?
A,「詳細の判明には時間がかかる。現時点ではお伝え出来ないのでご理解ください」

Q,現地での池江選手
A,「現地の練習は日本と変わらないトレーニング内容だが、2週目の後半からしんどそうな様子を見せた。肩で大きく息をしていて、休ませても治らないので病院へ」

Q,病気に立ち向かう姿勢とは
A,「くよくよせず、しっかり治して元気な姿で結果を出したいという意思が表れていた」

■テレビ朝日

Q,合宿前から異変はあったか
A,「オーストラリア出発前に大会があり、あまり良い記録が出なかった。ただ、公私ともに疲れていたので、その疲れが取れたら普段通りに戻るのでは?という話はした」

Q,いつから体調不良を訴えたのか
A,「オーストラリアのトレーニング中。泳ぎも崩れていた。自身で体調を戻すために食事に気を使っていた」

Q,練習以外で体調崩すことが今まであったか
A,「全くない」

Q,池江選手の様子
A,「前向きな姿勢で白血病に必ず勝つという気持ちを見せているので、我々でサポートしていきたい」

■フジテレビ

Q,日本で再検査の結果が出た時の池江選手の様子
A,「金曜の朝に羽田に到着し、すぐに検査を行いその日の夜に告知。本人は普段通り我々に接してくれる。頭が下がる思いです」

Q,オーストラリアでは白血病という診断が出たのか?
A,「分からなかった。しかし、一刻も早く帰ったほうが良いということで帰国した」

Q,告知の際、本当に動揺しなかったのか?
A,「本人も我々も相当ショックだったが、1時間もしないうちに前向きな発言が出ていた。病名を発表したのも彼女なりの決断。どうぞご理解ください」

■不明

Q,病名公表について池江選手からどのように相談を受けたか
A,「昨年も参加して非常に力がついたオーストラリア合宿。今回途中で切り上げることはどうかと思ったが、結果的に良かった。日本選手権を断念しなければいけないということで、サポートして下さるスタッフやファン、他の選手などを配慮し、いち早く包み隠さず発表するべきだと考えた」

まとめ

途中で会見の中継は終わってしまいましたが、出来るかぎり会見内容をお伝えしました。

個人的に、フジテレビの質問内容は酷いと思いました。
まるで、告知を受けた瞬間の池江選手の「涙」「動揺した姿」を期待しているかのような質問内容。
そういった内容を求めるのは本当に品がないですね……。

池江選手が勇気を出して告白して下さった内容がすべてです。
マスコミは色々と詮索したり、入院している病院を調べるなどせず、池江選手が落ち着いて治療に専念できる環境作りに協力していただきたいです。

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