
ゲームボーイ時代では考えられないクオリティのゲームが、スマフォやタブレットで出来る時代。
今の技術はすごいですね。
面白いゲーム = 人気がある
と考えるのが普通ですが、実際は面白いのに知る人ぞ知るようなマイナー作品ってありますよね。
逆に、発売前は注目を浴びていたけど、発売後は人気が出ずに忘れ去られてしまったり……。
ゲーム業者が作品を売り込むには、マーケティングが必要だということが分かりますね。
わたしは素人ですが、消費者目線でいくと「このゲームはきっと売れるだろうな~。」と思うものに、共通点があることに気が付きました。
今回は人気スマートフォンアプリをいくつか例に出しながら、お話ししていきたいと思います。
Contents
荒野行動って何!?
荒野行動とは、Steamから発売されているPUBG(PlayerUnknownBattleGround)をパクったものです。
PUBGが人気を集めた事で急いで真似をして作ったみたいですね!それにしても、わずか半年?でこのクオリティはすごい……。
荒野行動は、スマートフォンやタブレットでプレイできるオンライン対戦ゲームです。
プレイヤーは100人まで集められて、無人島でサバイバルバトルを繰り広げます。
無人島には銃やバール(のようなもの)が落ちているので、それを拾って戦うゲームです。
多くの人を魅了したのは何故か
出典:GooglePlay
PUBGの場合は、多くのコアゲームファンがプレイしています。
PUBGの魅力は、
・今までのFPSやTPSゲームでは味わえなかった戦況を楽しめる。
↑「無人島」というコンセプトで降りたつ場所によって毎回違うスリルが味わえる。
・チーム戦による共同プレイにより、ユーザー同士での繋がりが持てる。
↑ソロプレイのゲームではコミュニケーションが不足しがちになる。
・1試合30分程度で必ず終わる。
↑ゲームが長引くと、スキマ時間でプレイをしようとする人が減ってしまう。
これがPUBGの魅力だと思います。
最初は「100人のプレイヤーを集めるなんて、待機時間が長いのでは?」と思っていましたが、実際は1~2分待てばスタートするぐらいプレイヤーが多いです。
プレイの手軽さから、スマフォやタブレットゲームにユーザーが奪われている中で、革命的なPCゲームの登場だったと思います。
公式よりも先に登場した「荒野行動」
PUBGは、当初はスマフォ版を出す予定ではなかったようです。
そこで中国のゲーム会社に目を付けられて、先を越されてしまったわけですね。
荒野行動は、基本的にはPUBGと同じ内容です。
グラフィックはPC版のPUBGには劣るものの、操作性は中々なものです。
そしてPUBGよりも優れているのはスキン(アバター)の種類です!
PUBGは購入制に対して、荒野行動では課金制です。
もちろん、PUBGにもスキン(アバター)はありますが、ここまで種類は豊富じゃありません。
荒野行動を実際にプレイしていると、スキンを持っている人がほとんどです。
オンラインゲームでは、周りのプレイヤーと自分の差別化を図るために、スキン(アバター)を変えたいというユーザーが多いんですね。
有料アイテムを多く買ってもらえる仕組みは、利益を出すために必要なことです。
ユーザーのニーズを把握することが大切だといえます。
ゲーム会社が収益を上げるには課金アイテム必須!
実際にゲームをプレイして、ゲーム内の友達と仲良くなったりもっと強くなりたいと考えてきた辺りで、課金をする人が出始めます。
そして、課金アイテムは絶妙な価格設定であることが多いです。
高すぎず、これくらいならいいかな?と思えるような値段です。
ゲームによると思いますが、ユーザーが課金をしやすいように”期間限定パッケージ用意するなど、色々と考えられていますね。
ソーシャルゲームは強い
今までゲームといえば、一度買ったらそれ以上のお金をかけずに、永久的にプレイできるものとされてきました。(家庭用ゲーム機など)
それから時代が変わり、ダウンロードコンテンツの誕生により追加料金を払う事で付加価値を得られるようになりました。
最近では、ガチャと呼ばれる「レアアイテムは出るかわからないけど、1回300円だよ!」というサービスが当たり前のように出回っています。
客観的にみれば、「ゲーム内のデータに300円払うの?欲しいものが出るかも分からないのに……。」と考える人もいるでしょう。
実際にプレイしている人の中には、生活費を削ってでも課金をしたり、独身貴族層がお金を持て余して課金につぎ込むといったケースが多いです。
お金に余裕があればいいですが、食費を削ったりしてガチャをするのは、心配になりますね。
身体が健康じゃないと、働けなくなってガチャもできなくなってしまうので……。
ゲーム会社側としては、ガチャの制度はユーザーひとりあたりから得られる利益が大きいので、今後も様々なゲームで採用されそうですね。
Fate Grand Orderを例に考える
公式リンク → https://www.fate-go.jp/
”FGO”と略されるこのゲームは、ソーシャルゲーム界の王といっても過言ではありません。
原作の『Fate』はTYPE-MOON社から出たノベル作品でした。
その後ユーザー間で話題となり、アニメ・家庭用ゲーム・イベントなどさまざまな所で人気を博して、ソーシャルゲームとしてのデビューを果たしました。
2017年度の課金総額は896億円です。
100万本売れればメガヒットと呼ばれるゲーム業界で例えるなら、FGOは1000万本以上の売り上げを記録している事になりますね。
結論 売れるゲーム=面白いとは限らない
これまでのことから、 売れているゲーム = 面白い という方程式は成り立たないと証明できます。
CD売り上げランキングの上位だからといって、その曲が素晴らしいとは限らないのと同じです。(握手券商法)
ランキングを鵜呑みにするよりも、リアルな口コミを見たり、友人からの紹介で始めるほうが信用できます。
そんなわたしは、友人の勧めで始めた無料PCゲームを10年近く続けています!
それでは。