
LOLは毎回レベル1で500ゴールド所持した状態からゲームがスタートします。
この状態ではお互い明確な「差」はないのです。
細かく言うとチャンピオンによる相性やルーンで差は生まれますが……。
敵と戦う上で必要な知識があれば、簡単に敵を倒されたりすることはありません。
最終的にはミニオンのラストヒットをいかに上手く取り、お金を集めることが出来たか。
そのお金を使って相手に対して有効な装備を整えることが出来たか、が重要になってきます。
もしあなたのチームが圧勝していたとしても、ムンドのような鬼のようにHPを回復する敵に対して回復を妨害するアイテムを買わなければ勝つことは難しいでしょう。
また、相手チームのメイジが無双しているにも関わらず魔法防御をつけずにタイマンを申し込み続けるのは、ゲームを終わりに近づけるための利敵行為です。
勝っていても負けていても、選択を誤れば負けにつながります。
そこで今回は重要な部分のみに絞ってお伝えしていきたいと思います。
Contents
相性を理解する
このゲームはじゃんけんのように相性があります。
例えば近接攻撃の相手にたいして、こちらが遠距離から攻撃出来たらどうでしょうか。
とても簡単に倒せそうですよね。
また、ブリッツクランクの持つQスキルのように引っ張ってなんぼのチャンピオンもいます。
しかしこれをモルガナのEで防がれては元も子もありません。
プレイヤーのレベルが同程度ならチャンピオンによる相性で勝ち負けは決まってしまうのです。
では相手に相性の悪いチャンピオンが来た場合はどうするか?
その場合は死なない程度にレーンを維持し、ジャングルが奇襲に来てくれるのを待ちます。
下手に動いて死んでしまうと、その間に相手がどんどん育ちますし、ジャングルとしても立ち回りに困ります。
また、チャンピオンによっては後半になるにつれて強くなる場合もありますので、最後まであきらめずに頑張りましょう。
相手にレベル差をつけられないようにする
ジャングルをのぞき、ミニオンを狩ることで経験値を取得します。
では相手より先にレベルを上げるにはどうしたら良いか?
答えは簡単です。
相手より先にミニオンを倒したほうが先に上がるのです。
以下がそのテーブルです。
レベル | 必要経験値 | 累積経験値 | ミニオンウェーブ |
---|---|---|---|
2 | 280 | 280 | 2 |
3 | 380 | 660 | 3 |
4 | 480 | 1140 | 4 |
5 | 580 | 1720 | 6 |
6 | 680 | 2400 | 9 |
7 | 780 | 3180 | 11 |
8 | 880 | 4060 | 14 |
9 | 980 | 5040 | 18 |
10 | 1080 | 6120 | 21 |
11 | 1180 | 7300 | 25 |
12 | 1280 | 8580 | 30 |
13 | 1380 | 9960 | 34 |
14 | 1480 | 11440 | 39 |
15 | 1580 | 13020 | 45 |
16 | 1680 | 14700 | 50 |
17 | 1780 | 16480 | 56 |
18 | 1880 | 18360 | 62 |
初心者のかたは驚くかもしれませんが、レベル差が1つあるだけで圧倒的なステータス差が生まれます。
装備で例えるならドランズブレードやリング1つ分の戦闘能力+スキル差です。
特に開幕のレベル1と2ではスキルの有無によるところが大きいです。
もし相手の方が先に上がったのであれば、おとなしく同レベルになるまで控え目にいったほうが良いのです。
ゴールドを有効に使う
せっかく貯まったゴールドを無駄に使いたくはありません。
基本的には攻撃力、魔力を上げていけば問題ありませんが、相手によっては装備を変える必要があります。
例えばカーサスのようにグローバルウルトと呼ばれる全体攻撃を行う敵の場合、
そのウルトが来る度に死んでは相手が育ってしまいますよね。
ゾーニャの砂時計やストップウォッチがあれば助かり、そのままゲームを有利に進められたという展開も多いです。
相手のHPが半端なく多いのであれば対象のHPの8%をダメージとして与えるルインドキング・ブレードがおすすめです。
視界を確保する
ジャングル内は視界がない上に、ブッシュ(茂み)が多いです。
やみくもに歩くと待ち伏せしていた敵により簡単にやられてしまいます。
また、タワーが壊されるとレーン上の視界も失われていきます。
基本的に視界がない場所には敵が存在すると認識してください。
また、自身がタンクチャンピオン(防御力が高い)でない限りは安全な場所からスキルを打って進むか、味方のタンクに合わせて進みましょう。
中盤以降は敵も集団でせめてくることが多いです。
ジャングル内が暗闇に包まれる前にコントロールワードを購入し、視界をとっていきましょう。
余談ですが、コントロールワードは全員が買うべきです。
壊されなければ永続的に視界を確保できますし、敵のワード除去も可能です。
ステルス性能を持つチャンピオンを相手にする場合は特に必須です。
何より一人一個しか置けないので……。
ミニオンの種類を覚える
序盤ではミニオンを上手くラストヒット出来るかがゴールド差の決定打になります。
ミニオンには4種類存在します。
前衛ミニオン(メレー)
近接攻撃型のミニオンです。倒すと59exp取得できます。
HPが高く、攻撃速度も速いです。
序盤では彼らの攻撃を受けるとそのまま倒されてしまうかもしれません。
こちらのタワー下で倒す場合は、タワーの攻撃を2回あたった後に攻撃することでラストヒットが可能です。
後衛ミニオン(レンジド)
遠距離攻撃型ミニオンです。倒すと29exp取得できます。
HPは少なく、タワーの攻撃を受けても3割程残ります。
そのためタワー下でラストヒットをとるには、一度攻撃をあてタワーの攻撃があたった後に再度攻撃というやり方をしなければなりません。
砲撃ミニオン(シージ)
砲撃ミニオンは先ほどの前衛と後衛ミニオンの良いとこどりをしたものです。
倒すと92exp取得できます。
開始2分15秒あたりから出現し、以降は3ウェーブごと(90秒ごと)に出現します。
ゲーム開始20分からは2ウェーブ(60秒ごと)に出現し、35分以降になると毎回(30秒ごと)に出現するようになります。
タワーの攻撃がほとんど効かないため、攻撃やスキルをあてながら確実にラストヒットをとっていきましょう。
スーパーミニオン(めっちゃ堅い)
敵インヒビター破壊後に一定時間出現します。
敵スーパーミニオンを狩る際に得られる経験値は92expとシージミニオンと変わりません。
そしてとにかく堅く、攻撃力も他ミニオンと比べ圧倒的です。
メイジやサポート系のチャンピオンでは1体の対処すらままならないでしょう。
また、スーパーミニオンは周りのミニオンを強化するので放置しておくとレーンのプッシュは恐ろしいことになります。
3つあるインヒビターを全て壊すと毎ウェーブ2体出現するため、対処は至難の業です。
ウェーブをコントロールする
ウェーブとはミニオンの集団のことです。
理想的なのはこちらのタワーがミニオンを攻撃せず、真ん中より少し手前気味にウェーブを保持することです。
メリットとしては下記の通りです。
・ミニオンを狩りやすい(タワーの攻撃でミニオンを逃しにくい)
・敵ジャングルのガンク(奇襲)を防ぎやすい
・味方ジャングルが敵をガンクしやすい
というわけで、一番重要なのは味方ジャングルにガンクしてもらいやすいという点です。
特にミッドはジャングルの影響を受けやすいレーンです。
もしジャングルのガンクが成功すればミニオンは独り占め出来ますし、こちらのミニオンを敵に押し付けてそのまま帰ることも可能です。
この時点で相手と圧倒的な差が生まれ、同じように敵ジャングルのガンクを食わらない限りは逆転不可能でしょう。
慣れないうちはウェーブを押さないように意識し、もし押した場合は敵ジャングルのガンクを受けないように安全圏からスキルでラストヒットをとる、最終的には経験値だけ取得できる距離を保持するという戦法が望ましいです。
優先順位を理解する
このゲームは敵を倒せば勝ちではありません。
あくまで敵の本陣(ネクサス)を破壊したチームが勝利です。
まずありえない話ですが、敵のトップがこちらの本陣を壊しているのに放置はしません。
では敵のトップが2本目のタワーを破壊しようとしている、けどこちらはバロンやエルザードラゴンを狩ることが出来そう。
チームで分裂するべきか?それとも全員で2本目のタワーを死守するべきか。
ゲームが中盤になるにつれて選択を迫られると思います。
しかし、ここで正しい選択をしなければ相手に逆転を許したり、そのまま負けたりと良い結果につながりません。
そこで優先順位を上から順にまとめてみました。
ネクサスを壊せば勝利なので、ここは間違いありません。
こちらはあくまで理論的な優先順位です。
例えば敵が全滅し、敵インヒビターの近くにいるのに壊さずにバロンまで走るのはナンセンスです。
その場合は臨機応変にインヒビターをとった後、リコールし敵がバロンを取らなければトレードには勝利したことになります。
また、図には載せていませんがトップやボットのタワー、敵の中立クリープも重要です。
自分が今いる立ち位置から無駄な歩行をせずに、ノーリスクで得られるならプラスです。
Twitchでは高レートの方々が配信されているので、そちらで立ち回りをみると納得いくかもしれませんね!
まとめ
いかがでしょうか。
LOLはとても奥が深いゲームだと思います。
まだまだ紹介し切れていない部分は多く、細かいことを言うときりがありません。
実戦で覚える知識もあるかと思いますが、当ブログでは私が得たLOL知識を伝授していきますので、
定期的に読んで頂けると幸いです。