男性コスプレイヤー専用のメディアサイトを作った時の話

 

どうもRetraceです。

以前、男性のコスプレイヤー専用メディアサイト「Men's Cosplay」というものを作ったことがあります。

コスプレは女性のほうが割合的に多く、男性で本格的にやっている人は少ないです。

なので、シェアスタジオやイベントの様子をみても、男性の更衣室は最悪無かったりします。

カメラマンも男性が多いので、

 

カメラマン
男は撮らないよ!僕が撮るのは女の子だけだ!
という方も結構多いと思います。

でも同じように趣味を楽しみたい人が、性別の違いで楽しめなくなるのは何か空しいし、

俺もコスプレを何度か体験しているので、男性の肩身が狭いってのは何となく実感しています。

というわけで、勢いで作ったのが世界中の男性コスプレイヤー専用のメディアサイト

Men's Cosplay」でした。今はドメイン料の更新を行っていないので事実上、閉鎖です。

まあ作るに至った経緯はこれで終わりとして、やってみてどうだったか、何故閉鎖したのかについて触れていこうと思います。

(というのも、フェードアウトする形で閉鎖しちゃったので……色々と関係者の方々にはお世話になりました)

Contents

Men's Cosplayは結構人気があった

 

今まで男性のコスプレイヤーに特化したサイトはありませんでした。

実際、他のメディアサイトをみても紹介されているのは女性だけで、男性を紹介しているページをみたことがなかった。

 

勢いで始めて、2018年冬のコミックマーケットでは専用の名刺を持って男性レイヤーさんに配りまくりました。

すると何人かが、

 

「あ、ここ知ってる!〇〇さんが紹介されていたサイトだ!」

「え!?これ管理人、女性だと思ってましたw」

 

と、色んな反応がありました。

まさか作って数か月でサイトを知っている人にまで出会うとは……コスプレ界隈が狭いというのもありますが、

喜んでくれる人もいて、作ってよかった!もっと頑張ろう!と思いました。

 

Facebookページからサイトを知った海外の男性レイヤーさんもいて、とにかくグローバル展開力がすごかった。

ピークでは1日1000人程みてくれていて、1か月に3万人がサイトを訪問するようになっていました。

ネタが尽きてきた

 

男性コスプレイヤーさんが元々少ないこともあり、色々と企画を用意したものの実現は難しかったです。

 

世界中の男性レイヤーさんと何かワンシーンを繋げて動画を作れないかな?

規模小さめでコスプレイベントを開けないかな?

 

試行錯誤しましたが、個人の力では限界がありました。

あとはTwitterで男性コスプレイヤーさんを探して声をかけて、サイトの方でインタビュー記事を書かせて頂けないか、メセージを送るも、

 

「すみません……私、女なんです(笑)」

 

と……なんてことだ。性別を間違えてしまった。

コスプレのクオリティがあまりにも高くて、写真だけでは性別が分からなかったんです……。

 

そして探すも探すも、記事を書かせてもらえる男性レイヤーさんは見つからず、数か月経っていました。

英語の翻訳担当とトラブルになりました

 

Men's Cosplayは日本人だけでなく、様々な国の方を掲載していました。

なので、「日本語を英語」「英語を日本語」、もしくは「中国語やベトナム語を日本語と英語」といった感じでやっていました。

結構大変だったんです……なので途中からクラウドワークスを通して英語の担当者を用意しました。

海外で実績のある方だったので、ある程度信用をしていました。

 

ですが、その翻訳内容は機械的で、スラング用語はもちろん、英語のことわざ的なのも直訳されてしまって、

依頼するために出した内容を更に自分で手直しするという、かなりムダなことをしていました。

自分自身、そこまで英語得意じゃないので間違えている箇所は結構あったと思う……。

極めつけは相手が海外に住んでいる個人だったので、源泉徴収の関係で手続きをする必要があり、結構面倒な思いをしました。

訪問数が激減した

 

更新がないまま数か月経過し、既にサイトの訪問者は月に10人程度になっていました。

そしてドメインの更新が来たものの、更新するか悩んでいるうちに閉鎖。

 

あとは私生活が忙しくなってきて、一人で管理仕切れないってのが大きかったです。

沢山の方に見て頂いたので、フェードアウトという形での閉鎖は申し訳なかったのですが、

またいずれ機会があれば、次はより改善した形で再開したいと思います。

 

それでは!

 

 

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