
どうもRetraceです。
最近は日の入が早くなり、16時を過ぎると夕日がみられますね。
会社員の私にとっては、この夕日をみると
「今日も終わったなー」という気分になります。(定時が17時なので)
しかし何故、朝日や夕日は赤く見えるのでしょうか?
これには今回カメラを使う方なら誰しもが見た事のあるK(ケルビン値)が関わっています!
知っていて得をするかは分かりませんが、ちょっとした話のネタにはなると思いますので、良かったら最後までご覧ください!
Contents
太陽は3つの色で出来ている
いきなりですが、太陽は「赤」「黄」「青」の三原色で出来ています。(厳密には7色ですが)
日中の太陽が白く見えるのは、これらの光が合わさっているからです。
朝と夕方は「青」の光が届かない
引用:NTT
地球の自転によって、1日の中で太陽との距離は変わっています。
当たり前の話ですが、日中は太陽との距離が近いので暑いですよね。
それは「青」の光が届いているからなんです。
そして朝と夕方は「青」の光は大気中で分散されていき「赤」や「黄」の光が届きます。
K(ケルビン)は色温度を表す
ここで本題に入りますが、K(ケルビン)は色温度を表しています。
この値が低いと赤、黄、白、青といった感じになります!
カメラのホワイトバランスでK(ケルビン)値をみると、数値が低いと写真が寒色になり、数字が高いと暖色になります。
これは周囲の環境に合わせて昼光色(5000K~6000K)に合わせるための機能なんです!
カメラの機能しか知らない人からすると、K(ケルビン)は低いと青い、高いと赤いという認識を持ちがちです。
赤いと暖色と呼ばれ、暖かなイメージを持ちがちですが、
実際は青い寒色の方が温度としては高いというと、ちょっと不思議な感じがしますよね!
海が青いことにも関係しています
ちなみに冒頭で「青」の光は距離によって減衰するため、朝と夕方は届かないと書きました。
遠くまで飛ばすという意味では弱いですが、光としては強いんです。
海が青いのは、太陽の「青」い光だけが海中に侵入して、底を反射するからなんです!(赤や白は海面で反射します)
なので、南国の海がめちゃくちゃ青くて綺麗なのは、白い砂浜に太陽の強烈な青い光が反射するからなんですよね。
ちょっと今回はカメラにあまり関係がない話でしたが、K(ケルビン)の意味を逆にとらえてしまっている方を見かけたので書いてみました!
ではでは