
みなさんは、暗闇で光る食べものを見たことがありますか?
わたしはありませんが、以前友人が「宅配ずしのエビのしっぽが光ってる!」と言って写真を送ってくれたことがありました。
その時は「画像加工でもしたのかな?」と思っていましたが、どうやら本物だったようです。
実は、条件が揃えば食べものを光らせることができるんです。
その正体は、いったい何なのでしょうか。
「どうして光るの?」
「食べられるの?」
「どんな食べものが光るの?」
と、疑問がわいてきますね。
今回は、光る食べものの原因と、食べても問題ないのかということについて、お話したいと思います。
発光バクテリア
出典:Wikipedia
光る原因となるのは、発光バクテリア、または発光細菌と呼ばれているものです。
ほとんどが海産ということで、イカなどの海産物に付着していることが多いそうです。
実際に、発光する仕組みを実験した動画があるので、見てみましょう。
細菌が動いているシーンは、目を覆いたくなりますね……。
これを食べるのはかなり勇気がいります。
今まで気が付かずに食べていたかもしれないと思うと、ぞっとします。
しかし、一定の塩分濃度がなければ生息できないですし、新鮮な状態で食べるのなら心配なさそうです。
ただ、一晩放置してしまったものや、夏場に常温で置いていたものは、危険ですね。
発光バクテリアがついたものを食しても、身体に影響はないそうですが、やはりちょっと抵抗があります。
わたしはもともと生で食べるのが苦手なので、肉も魚もよく火を通してから食べるんですが、これからもその習慣を続けようと思いました。
また、これから海産物を食べる際は、一度部屋の電気を消して、光らないか確認する癖がつきそうです。
まとめ
この世にはさまざまな菌があふれています。
今回お話した”発光バクテリア”をきっかけに、まだまだ知らない菌がたくさんあるんだと実感しました。
菌つながりの話をしますが、一度口をつけたペットボトルは、菌が繁殖するといわれていますよね。
ペットボトルの中身によって、菌の数が変わるそうで、お茶系だと少なく、ミルクティーやジュースは多いそうです。
なんとなく想像がつきますね。
この事実を知ってから、私はかならずペットボトルの飲み物はその日のうちに飲むようにしています。
自宅に帰ってきてから、冷蔵庫で冷やす……なんてことは、してはいけません。
もしいままでそうしていたという方がいらっしゃったら、今後はどうかお気を付けください。
知識をつけて、菌に負けないようにがんばりましょう。