
みなさんは、自分の死期がわかりますか。
きっと、あまり想像がつかない方が多いと思います。
世界では、突然死や、事故や事件に巻き込まれて命をおとしてしまう方がいます。
自分で予期できない終わり方は、家族や周囲にも影響を与えます。
今回は、自分が突然命をおとしてしまったときのために、用意するべきものについてお話したいと思います。
Contents
用意するべきもの
遺書
これは、全人類にいえることです。
自分が命をおとすことが考えられない状況だからこそ、遺書は書くべきだと思います。
例えば、
- 自分がいなくなったあとのお金について
- 保険について
- 各サイトのURL、ID、パスワード
- 毎月の支払いについて
- 大切なものの保管場所
- 亡くなったことを知らせて欲しい方のリスト
- 葬式、お墓について
- 家族や友人へのメッセージ
- 臓器提供について
- ペットの預け先
など、残された家族が大変な思いをしないように、自分にできることはあらかじめしておきましょう。
突然死は、家族からしても予期せぬ出来事なので、精神的なストレスははかりしれません。
もし遺書があれば、手続き関連がスムーズに進んだり、メッセージを読んで救われる部分があると思います。
残された方のために遺書はとても大切なんです。
ペットや子供がいる場合は、もし自分が突然いなくなったときに、頼れる人をあらかじめ作っておかなければいけません。
それは、命を育てる者の義務だと思います。
もちろん、遺書に書いたことすべてが思い通りにいくわけではありません。
それでも、自分の意思として残しておくことで、家族や周りの人たちの道しるべになります。
事件や事故に巻き込まれる可能性は誰にでもありえるので、ぜひ用意しておくことをおすすめします。
そして、1年に1回は見直して、変更点があればその都度更新していってください。
家族や周囲の方に、遺書の存在を伝えておくこともいいでしょう。
気が付かれないままでは、意味がないので……。
あまり言いたくないという方は、
- パソコンのデスクトップに残す
- スマホのメモ帳に残す
- 机の引き出しに入れておく
など、見つかりやすい場所に置くよう心がけましょう。
まとめ
人はみな、「自分だけは大丈夫」という謎の自信があります。
しかし、いつどこで何が起きるかは、誰も知りません。
事件や事故、自然災害など、普段気を付けていても避けられない状況が起きるかもしれません。
だからといって、あまり神経質になってしまうと何もできなくなってしまうので、「可能性がある」と思う程度でいいです。
ぜひ、家族や友人にもこの話をしてみてください。