
みなさんは、過敏性腸症候群(IBS)という病名を聞いたことがありますか。
この病気は、下痢型・便秘型・両方の症状が起きるものです。
腹痛を伴うので、とても辛いです。
しかし、腸には問題がなく健康なんです。
腫瘍や炎症がないのに、このような症状が起きるのはなぜなのでしょうか。
現在、原因不明の腹痛に悩まされている方は、もしかしたら過敏性腸症候群(IBS)かもしれません。
今回は、過敏性腸症候群(IBS)についてお話したいと思います。
Contents
原因
過敏性腸症候群は、ストレスが原因で発症するといわれています。
真面目な性格、若い女性、気が弱い方などに多いです。
この病気は、病院で診察を受けても異常が見つかりません。
心理的なことが原因なので、健康診断などの数値で出てくることがなく、気が付きにくいです。
体調が悪い方はまず病院へ行ってみて、それでも原因が見つからない場合は、精神科へ行くのがおすすめです。
内科でも整腸剤などを処方してもらえます。
しかし、根本的な原因を解決するためには、はじめから精神科やメンタルクリニックにかかったほうがいいかもしれません。
症状
下痢、便秘、吐き気、食欲不振、腹痛など、腸に関係した症状があらわれます。
わたしは約1年前に発症しました。原因は、仕事や私生活のストレスだと思います。
主な症状は、下痢・吐き気・食欲不振・腹痛です。
食事をとるとすぐにお腹が痛くなってトイレへ行きたくなるので、結構困っています。
そのせいで、外で食事をすることが怖くなってしまいました。
外で食べる際は、あらかじめトイレの場所を確認しておいたり、食べる量も少なめにしたり、お腹に優しいものを選びます。
いろいろと制約があるので、正直食事が楽しめません……。
食べ放題に行っても、まったく食べられないので辛いです。
その反動で、自宅での食事はわりと好きなものを食べています。
自宅ならいつお腹が痛くなっても対処できるので、安心できるからです。
ただ、外で食べられないのは問題だと思うので、少しずつ慣らしていきたいです。
改善策
①ストレスをためない
やはり、原因となるストレスをためないことが重要です。
しかし、ストレスがうまく解消できない人は、どんどんたまってしまいますよね。
身体を動かす、映画を観る、買い物をするなど、自分に合ったストレス解消法を見つけましょう。
②お腹にやさしいものを食べる
わたしのように、何か食べたらすぐお腹が痛くなるという方は、とりあえず消化にいいものを選びましょう。
消化にいいものを食べたときのほうが痛みが少ないので、基本的にジャンキーなものや激辛料理は避けた方がいいです。
③整腸剤を飲む
根本的な解決にはなりませんが、ビオフェルミン錠剤などを飲むのもいいと思います。
あとは、ヨーグルトなど腸にいいものを積極的にとってみるのもおすすめです。
ただ、本気で治すにはストレスを取り除く必要があるので、これは気休め程度にしかなりません。
まとめ
過敏性腸症候群(IBS)について、少しでも知っていただけたら幸いです。
自分は平気だという方でも、家族や友人など周りに悩んでいる方がいるかもしれません。
「あの子、よくトイレに行くなぁ。」「いつも体調が悪そう。」という方が身近にいらっしゃれば、ぜひ声をかけてあげてください。