
みなさんは、金縛りにあったことがありますか。
わたしは高校生のころ、毎晩のように金縛りが起こり、不眠症の一歩手前までいきました。
成人してからも、年に数回金縛りにあいます。
わたしの場合ですが、金縛りが起きる前に耳鳴りがします。
そして音が聞こえなくなり、無音状態になります。
無音になる前に身体を少しでも動かせれば、金縛りは回避できます。
でも、かなり眠くて身体も重いので、そのまま身をゆだねてしまうことが多いです。
金縛り発生後、身体は1mmも動かせませんが、目は開けたり閉じたりできるので周りが見渡せます。
今までの金縛りで起きた出来事は、
- おばけが現れる
- おじさんが耳元にいる感覚
- 髪の長い女の人に首をしめられる
- 部屋のドアが勝手に開く
- 子どもの笑い声が大音量で聞こえる
など、怖いことばかりです。
金縛りは時間の経過を待つか、無理やり身体を動かして解くしかありません。
わたしは高校生のころに頻繁に金縛りにあっていたので、そこで身体を動かすコツを習得しました。
今回は、金縛りの原因と、金縛りを解くコツについてお話したいと思います。
Contents
原因
ノンレム睡眠、レム睡眠という言葉を聞いたことがありますか。
- ノンレム睡眠:深い眠りのこと
- レム睡眠:浅い眠りで、夢を見ること
人は通常、レム睡眠から入ります。
それからノンレム睡眠に切り替わり、その後レム睡眠と何度か入れ替わります。
しかし、
- ストレス
- 睡眠不足
- 脳が興奮状態にある
などが原因で、ノンレム睡眠から入ってしまう場合があります。
レム睡眠時は、身体は眠っていますが脳は起きている状態です。
それが金縛りの原因となります。
つまり、半分起きた状態で夢を見ているので、非現実的なことが現実で起きているように錯覚してしまうんです。
金縛りを解くコツ
わたしは、金縛りが始まる合図の耳鳴りが聞こえたら、すぐに身体を動かすようにしています。
ここで回避できれば安心ですが、抗えずに金縛りが起きてしまった場合は、無理やり身体を動かす必要があります。
一番多いのは、右腕を動かすことです。
でも、身体が眠っている状態で動かすのは、至難の業です。
この時のコツですが、ゆっくり動かすのではなく、意識を集中させて一気に動かすことです。
声は出ませんが、「はっ!!!!」と掛け声を出しながら動かすイメージで、右腕を動かします。
いろいろ試してみましたが、これが一番効きやすいです。
一度金縛りにあってしまうと、解いたあともすぐに金縛りが起きてしまう場合が多いです。
無理やり解いた場合は、そのあとも油断せずに身体を動かし続けてください。
右腕→左腕→右足→左足のように全身を動かすことで、身体が覚醒します。
はたから見ると怪しいですが、なりふり構わず動かしてください。
そこで完全に目を覚まして、5分くらいぼーっとしてから眠れば、その後金縛りにあうことは経験上少ないです。
これは、わたしなりのコツなので合わない方もいらっしゃると思います。
また、身体と脳にとってはあまりよくないことだと思うので、自己責任で行ってください。
対策
まず、ストレスをためないことです。
……言葉でいうと簡単ですが、実際は難しいですよね。
普段のストレスはなかなか解決しにくいですが、眠るときのストレスは工夫次第で軽減できるはずです。
例えば、リラックスして眠れるような寝具を選んだり、アロマをたいたりしてみてください。
また、空調も寒すぎたり暑すぎたりしないように気を付けましょう。
あとは自分に合った枕を見つけることですね。
これだけでも、だいぶ環境が変わって落ち着いて睡眠がとれると思います。
まとめ
金縛りを経験したことがある方は、もう二度と体験したくないと思いますよね。
でも、金縛りについて原因や対策を知っておけば、実際起きたときに冷静でいられます。
「怖いけど、現実じゃないから大丈夫。むしろ観察してみよう。」
と思えるようになったら、怖いものなしですね!
ただ、金縛りにはナルコレプシーという病気の可能性も考えられます。
あまりにも頻繁に起きる場合や、日中に気絶するように眠ってしまうという方は、病院へ行くことをおすすめします。