「選択的週休3日制」のメリットとデメリットは?

新型コロナウイルスの流行を機に、政府が「選択的週休3日制」の導入に向けて検討を進めています。

今回は、こちらの制度についてのメリットとデメリットをお伝えしようと思います。

メリット

まずは、制度を導入した際のメリットについてお話します。

プライベートの時間が増える

休みが増えるので、家族との時間を過ごしたり趣味をするなど、プライベートな時間に充てることができます。

多くの会社が完全週休2日を設けていますが、休みの前の日が深夜残業だったり、休み明けの出勤時間が早朝だと、自由な時間が少なくなりますよね。

週休3日なら、その分自由時間が増えるのでプライベートを充実させることができます。

心に余裕ができる

週休3日を希望し、休みを水・土・日にするとします。

そうすると5連勤がなくなり、2日行ったら休みになる状況が続くので、心に余裕が生まれます。

月~金の出勤だと、火曜日の時点で「まだ3日もある……」と絶望しますよね。

でも、水曜日が休みならテンションが上がります。

人として心の余裕を保つためにも、週休3日は魅力的だといえます。

介護離職を防ぐ

少子高齢化社会が進み、介護を必要とする方が増えています。

他にも障害を抱えている家族がいて、自宅で介護を行っているというご家庭もあります。

介護をするためにはお金がかかりますから、働かなければいけません。

でも、週休2日だと平日はヘルパーさんにお願いしなければならないので、金銭的にも精神的にも負担が大きいです。

介護に専念するために離職しなければならない、という方が減っていくといいですね。

副業ができる

仕事が大好きな方なら問題ありませんが、毎日同じ業務をしていて飽きたという方もいると思います。

もちろん休みを満喫してもいいのですが、増えた休みを使って副業をするのもいいですよね。

まったく異なる業界にチャレンジすることもできます。

転職を考えている方も、まずは試しにやってみよう!ということで、リスクが少ない状態で転職活動を始めることもできます。

デメリット

次に、デメリットについてお話したいと思います。

残業が増える

出勤日が減るため、今までの仕事量のままだと残業が増えることが考えられます。

せっかく週休3日になっても、出勤日が残業だらけだとしたら、業務時間が変わらないのでバランスが悪いですよね。

給料が減る

給料が変わらなければいいのですが、企業側からすると給料を減らすのは当然ですね。

しかし、現状でも給料に満足していない方が多いので、わざわざ給料を減らして休みを作るという選択をする方は少ないかもしれません。

有給が取りにくい

業界によっては、有給が取りにくい環境があると思います。

週休3日を選択した方は選択していない方に比べて休みが多くなるので、取りにくい有給がさらに取りにくくなるかもしれません。

昇進しにくい

これはあくまで憶測ですが、企業からしても出勤日の多い社員のほうが、対応時間の幅があるので仕事を任せやすいです。

意図せずこうしたことが起きると、重要な仕事を任せてもらえなくなり、結果的に昇進しにくくなってしまうのではないでしょうか。

それなら、週休2日でがんばったほうがいいとう方も多そうですね。

まとめ

こちらの制度が導入されたとしても、”選択的”なので強制されることはありません。

週休3日がいいと思う方は選択して、そうじゃない方は今まで通りの働き方をすればいいのです。

ここで、選択しなかった人が

「あの人は休みが多いんだから、残業して当然」

「わたしたちの方が会社に貢献している」

などと差別的な意識を生まないことが重要です。

自由に選択できるのですから、ずるいと思うなら自分も選択すればいいです。

ただ、会社内で選択できる人数に上限があるとしたら問題ですよね。

年功序列、抽選……どんな方法だとしても、社員から批判の声が上がると思います。

そういった問題にもうまく対応できるのであれば、この制度はとてもいいものになると感じます。

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