「JINS」ブルーライトカット眼鏡を小中高生へ寄贈する計画が中止に

「JINS」といえば、眼鏡を販売している大手チェーン店として有名ですね。

安くて質が良い眼鏡を取り扱っているので、幅広い年齢層から支持されています。

そんな「JINS」の運営会社が、今年3月に東京渋谷区立の小中学生へ、ブルーライトを抑える眼鏡を寄贈する計画が立てていました。

とても素晴らしい取り組みだと思いますが、残念ながらこの計画は中止になってしまったんです。

いったい、何があったのでしょうか。

その原因は眼科医会が発表した報告書の内容です。

今回は、「JINS」の取り組みや眼科医会の報告書の内容について、お話ししたいと思います。

Contents

眼鏡を寄贈するきっかけ

最近は、ICT教育の推進により、教育現場でタブレットやパソコンを使用する機会が増えました。

ICT教育とは、Information and Communication Technology の頭文字をとった言葉です。

タブレットを用いた授業では、重たい教科書を毎日背負う必要もないですし、紙などの資源を無駄にすることもありません。

しかし、子供たちはその分多くのブルーライトを浴びてしまいます。

そこで、「JINS」の運営会社はブルーライトを抑える眼鏡を寄贈する計画を立てたのです。

ブルーライトは目に悪いの?

ブルーライトは太陽光にも含まれている、とても強い光のことです。

長時間浴びてしまうと、目が疲れたり、かすんだり、夜眠れなくなってしまったりと色々な影響が出ます。

最近では、ブルーライトカットの眼鏡のほかに、スマホやパソコンのモニターに貼るフィルムも売っていますね。

わたしもスマホにはブルーライト防止のフィルムを貼っています。

あとは、パソコンの画面設定を常に”夜間モード”にしています。

画面がオレンジがかってあたたかい色に変わるので、青白い光で目が痛くなることもなく、かなり快適です。

ブルーライトカットの眼鏡も持っていますが、レンズが少し黄色がかっていますが、見え方は問題ありません。

zoomなどで使用すると、眼鏡のレンズが青く反射して見えますが、こちらも問題はありません。

少しでも目への負担を減らすために、これからもブルーライトカット意識していきたいです。

報告書の内容

そこには、「太陽光を浴びなければ近視が進行する可能性がある。」といった内容が書かれていました。

たしかに太陽の光は人間にとって大切なものです。

しかし、ブルーライトカットの眼鏡を寄贈したとしても、着用の義務はないので自由に外すことができます。

液晶を見るときだけ眼鏡をかけて、そのほかでは使用しないと決めれば、太陽光をしっかりと浴びることができますよね。

わたしはこの内容を知った時、眼科医会が”目の不調を訴えて眼科へ来る患者が減ること”を恐れて、あえて大事にしたのではないか?と勘ぐってしまいました。

まとめ

コロナの影響でリモートでの仕事や授業が増えている中、ブルーライトカット眼鏡の需要はどんどん高まっています。

これからもさらに進んでいくでしょう。

使用するかどうかは本人や親が決めることなので、子供たちへの寄贈という素敵な計画を中止させるのはいかがなものかと思います。

子どもの頃からしっかり対策を取ることで、ブルーライトを浴びることによる不調を軽減できるはずです。

「JINS」が計画を再実行し、渋谷区立の小中学生がブルーライトカットの眼鏡を受け取れたらいいなと思います。

それでは。

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