
最近「フェムテック」という言葉を目や耳にする機会が増えました。
これは女性の健康に注目した商品やサービスを指す言葉です。
どうしていま「フェムテック」が注目されているのでしょうか。
今回は、フェムテックについてお話ししたいと思います。
Contents
フェムテックとは
冒頭で「女性の健康に注目した商品やサービスのことを指す言葉」とお伝えしましたが、もう少し詳しくみていきましょう。
まずフェムテックという言葉の語源ですが、これは「female technology」を略したものです。
直訳すると「女性のテクノロジー」なので「female technology」と言われたら大半の方がどんなことなのか想像がつくと思います。
しかしカタカナ表記にしてさらに略すことで予測が難しくなりますね。
わざわざ日本語っぽくせずにそのまま英語で取り入れたほうがいいのでは……と思いました。
フェムテックといっても幅広く想像しにくいと思うのでジャンル分けをしてみましょう。
- 月経
- 妊娠・子育て
- 更年期などによる体の変化
- メディカル
- メンタルヘルス
- セクシャルヘルス
このように女性特有の悩みについて取り組むことをフェムテックといいます。
商品・サービス
具体的にどのような商品やサービスがあるのでしょうか。
例えば、月経関連でいえば月経周期を管理するアプリが思い浮かびます。
アプリを使えば女性が周期を管理しやすくなりますよね。
それから、最近は月経カップやナプキンを使わない専用ショーツも注目されています。
時代の変化にともなっていろいろな商品やサービスが生まれていくのは素晴らしいですね。
ほかにはどんなものがあるのかぜひ意識しながら生活してみてください。
今後の課題
世界ではすでにフェムテックが浸透している国もありますが、日本はまだこれからだと思います。
会社の福利厚生において、数年前まではなかった「生理休暇」を取り入れている企業を見かけるようになりました。
しかし実際に取るのは気が引けるという方もいらっしゃると思います。
- 「申請しにくい」
- 「生理中だって思われたくない」
- 「生理休暇を取っていない女性社員に対して申し訳ない」
など、いろいろ理由はありますよね。
しかし無理をしたらいずれつけが回ってきます。
自分の身体と向き合いながら体調が悪い時はしっかり休みましょう。
まとめ
今回は「フェムテック」についてということで女性中心のお話をしました。
しかし、女性だけに限った話ではなく悩みは人それぞれあると思います。
性別関係なくすべての人が快適に過ごせる社会を作るためにも声を上げることが重要ですね。
それでは。