
LoLを始めたばかりのころは、アサシンのチャンピオンを使うのは難しいと感じる方が多いと思います。
それもそのはず。アサシンは高威力で俊敏な動きが出来る一方で打たれ弱いので、立ち回りが複雑なんですよね。
また、ADC(マークスマン)と比べると敵へ接近しなければならない場合が多いので、真っ向勝負を仕掛けても上手くいきません。
上手く立ち回るためには”アサシンムーブ”と呼ばれる動きを身につける必要があります。
アサシンの役割ですが、必ずしも敵のキャリーを仕留めることだけが仕事ではありません。
というわけで、今回は初心者の方に向けてアサシンの使い方についてお話ししていきます。
Contents
敵のネクサスを壊しに行く
これは日本一のシェン使いであるTwitch配信者が敵に来た時の試合です。
トップレーンはボロボロにされて集団戦においても負け続けました。
最後の集団戦も負けるだろうなと思った私は、集団戦には加わらずこっそり敵ネクサスを壊しにいく決断をすることに。
この作戦は見事に成功し、味方と敵が集団戦を続行している間にひたすら折り続けました。
ネクサスタワー2本目が折れる頃になってやっと敵が気が付き寄ってきましたが、間に合いませんでしたね。
敵からしたらめちゃくちゃ悔しいと思います。
この動きはアサシンであるタロンやゼドでない限りは成功しなかったムーブです。
LoLはキルをするゲームではなくタワーを折るゲームなので、目の前の相手に集中し過ぎず自分にできることは何なのか?というのを考えましょう。
集団戦で勝つだけが戦術でないことが分かる一例になったかと思います。
時間を稼ぐ
アサシンの役割は他にもあります。
それは「時間稼ぎ」です。
敵からするとアサシンはいつ現れるか分からないので、試合中は慎重に行動する必要があります。
アサシンがどこにいるか分からない状態では敵キャリーはまともにファームが出来ません。
ファームをしようと思ったら味方に寄ってもらう必要があるので、必然的に自分1人で相手2人分のリソースが奪えるのです。
アサシンは逃げ性能にも特化しているので、敵を翻弄しつつ味方にはドラゴンをとったり、オブジェクトを優先してもらうというチームでの動きが可能になります。
とにかくアサシンのいるチームは真っ向から5 vs 5の集団戦をしなければ勝てます。
敵ジャングルを荒らす
逃げ性能に特化しているアサシンだからこそ出来るムーブです。
敵ジャングルを荒らすことで、敵が育つスピードを遅らせることができます。
また、トリンケットを敵のジャングルが通りそうな場所に置くというのも手です。
味方ジャングルのレートが敵ジャングルのレートよりも低い場合、相手がカウンターに入ってくる可能性が高いです。
味方が安心してジャングルを狩れるように視界をとっておくといいですね。
対面キルをとるのに無理をしないこと
アサシンは真正面から敵を倒すことに特化していません。
仮に倒せたとしても、それは相手が油断をしていたかチャンピオンのスキルを知らないだけです。
また、アサシンはミッドで運用されることが多く、対面にはメイド系が来ることがほとんどです。
キルを狙ったとしても高確率でストップウォッチやゾーニャの砂時計を使用され、不発に終わるかカウンターで倒されてしまうことでしょう。
育つことが出来なかったアサシンはアサシンではありません。
味方からは「アサシンが出来ないなら大人しくタンクチャンピオンを使っていてくれ」と小言を言われることでしょう。
無理にガンクしないこと
という固定概念を持っている他レーナーが多いです。
たしかに間違いではありませんが、成功しなかった時のリスクが大きすぎるので、ガンクに来てくれないから文句を言うというのはやめましょう。
もしガンクに失敗したらレーンを押されてプレートゴールドを取られ、敵ミッドレーナーが育ってしまいます。
また、アサシンチャンピオンはイグナイトを持つことが多いですが、相手のミッドはテレポートを持っているかもしれません。
ガンクに行ってもテレポートで駆け付けられたら人数差がつかないので意味がありません。
初心者がガンクをするときは、確実にレーンを押している・敵のミッドがリスポーン地点にいる・敵のテレポートがクールダウン中であることが分かってない限り、高リスクなのでやめておいたほうがいいでしょう。
アサシンに一度は挑戦してみよう
私からお伝え出来る内容は以上です。
初心者向けと言うことで最低限のことをお話ししましたが、いかがでしたか。
アサシンは、
と思う方にこそ挑戦してほしいチャンピオンです。
というのも、アサシンをやったことがないメイジやマークスマン使いにとって、アサシンが敵に来ると脅威を感じて前に出られない人がいます。
しかし、アサシンは冒頭でもお伝えした通り、撃たれ弱いですし育たなかった時は悲惨です。
アサシンチャンピオンを実際に操作してみることでアサシンの弱みを理解することが出来るので、敵にアサシンが来た時の立ち回りが分かるようになりますよ。
それから、アサシンはマップの特性を活かせるチャンピオンが多いので、どこの壁なら抜けられるのか?どこまで近づいたら倒されてしまうのか?というのが分かるようになります。
アサシンを相手にした時の立ち回りが分かると、面白いように動きが読み取れます。
プロシーンでは相手の裏の裏を読むような動きもあるので、アサシンの動きが分かればナレーションがなくても観戦を楽しめるようになりますよ!
それでは。