
タイムラプスとは、数秒を1コマずつ撮影する為、動画とは少し異なる『非日常的』な作品を作ることが出来ます。
空に浮かぶ雲や陽に照らされた影の動きなど、数時間の動きを数秒で再生するため、初めて観る方は驚くことでしょう。
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タイムラプス動画の作例
クリエイター:清水大輔 さん
タイムラプス動画は説明するよりも観るほうが話が早いです。上記は私が最もすごいと思う清水大輔さんによるタイムラプス作品です。
数秒に1コマを少しずつ動きながら撮影しています。
これは定点で撮ったり、カメラスライダーやジンバルを使っている場合があります。
私も何度か挑戦しましたが、とにかく……撮っている間は暇なんです……。
タイムラプス最大のデメリットは時間がかかること
タイムラプス動画は10秒の作品を仕上げるのに1~2時間は現地にいる必要があります。
カメラを置きっぱなしで場所を離れても良ければいいのですが、高価な機材を置いてどこかに行くというのは考え難いです。
じゃあこの時間をどう活用したらいいか?私なりに考えた結果を今回紹介します!
①人通りが多い場所を避ける
まず前提として人通りの多い場所でタイムラプス動画を始めることは難しいです。
撮っている間、色んな人に見られますし、機材にぶつかって壊されたり、そうでなくともタイムラプスの定点撮りに失敗する可能性があります。
また、人通りが多い場所では邪魔になることがあり冷ややかな目で見られるかもしれませんので『人通りの多い場所』は避けましょう!
これは対策というより前提条件ですが、一応紹介します。
➁環境に適した場所を選ぶ
映えるタイムラプス動画は極寒の地や深夜帯の星空など、そもそもロケ地に行くだけでもすごい!と思える場所が多いです。
ただこれをタイムラプス初心者の方が真似をすると、環境に耐えられずにすぐ挫折をしたり、折角撮影しても作品として仕上がる確証はありません。
まずはタイムラプスを使った無難な作品を1つ仕上げることがリタイアを防ぐ第一歩ですので、日中~夕方にかけて陽が落ちる様子を撮影する。
それも寒暖差が激しくない場所を選ぶと良いでしょう。
③キャンプ用品を持参する
環境条件が悪くない場所を選んだら、次は長居するための道具を準備します。
アウトドア用の折り畳み椅子や水筒、弁当を持って撮影を行いながらキャンプ気分を味わるのも手です。
ピクニックついでにタイムラプス作品を仕上げることが出来ます。
対策➃ホテルや宿の窓から撮影する
先ほど深夜帯の星空などは止めたほうがいいとお伝えしましたが、環境が良ければ話は別です。
私のオススメは地方の観光ついでにホテルや宿の窓、理想は庭がついていればそこにカメラを出して一晩撮影を行う手法です。
カメラを盗まれるリスクは殆ど無いですし、寝ている間に綺麗な夜空が撮影出来るでしょう!
宿泊費はかかりますが、とても効率的なのでオススメです。
対策⑤本を一冊持っていく
普段は本を読まない派の私ですが、屋外ではスマホやタブレットの液晶画面が見づらいことも多いです。
また本は家だと読む気になれないのですが、タイムラプス中、本当に何もやることがなくなった極限の状態になると集中力が増します。
あくまで私の主観ですが、まだ読んでいない本がある方にオススメです。
対策⑥もう1台カメラを持っていく
これは荒業ですが、本格的に作品を撮りたい方にオススメです。
カメラを複数持っていくことでそれぞれの設定や画角を調整しながら周るイメージです。
それぞれのカメラを監視しながら、定期的に撮影が出来ているか確認します。
1台目は山側、2台目は海側、3台目は町の景色などを撮影出来れば効率は3倍よくなります!
タイムラプス撮影は時間との戦いですが、ぜひ、挑戦してみてはいかがでしょうか!?