
妊娠中に経験する”つわり”にはいろいろな種類があります。
わたしは最近つわりが治まってきたのですが、それでもまだ完全にはなくなっていません。
いま一番困っているのは「えずくこと」です。
えずくというのはまるで吐くときのようにオエーっとなることで、反射的にえずくと場合によっては嘔吐の引き金になることも……。
今回はえずかないための方法とえずいた時の対処法についてお話ししたいと思います。
Contents
えずかない方法は?
まずはえずいてしまう原因を洗い出します。
ちなみに私の場合は、
2.くしゃみをした時
3.あくびをした時
4.せきをした時
5.立ち上がった瞬間
6.お風呂に入っている時
7.鼻をすすった時
このような場合に高確率でえずいてしまいます。
対策をしないと90%くらいの高確率でえずくので、体力的にも精神的にも参ってしまいます。
それではそれぞれの対策についてお話ししますね。
強烈なにおいを嗅いだ時(ネギ、ニラ、にんにく、コーヒー、排水溝、トイレなど)
これはにおいを感知しないことが重要です。
料理や洗い物をするときは、鼻にティッシュを詰めた上でマスクをつけて口呼吸するようにしています。
でも、お茶を飲むために冷蔵庫を開ける時などは油断して何も対策せずに開けてしまうことも。
するとつわりで研ぎ澄まされた臭覚がネギなどのにおいを感知してえずいてしまうんです。
なので基本的に家ではマスクをして、自室以外へ行くときは鼻にティッシュを詰めるようになりました。
くしゃみをした時
くしゃみはふとした瞬間に出るものです。何かの拍子で連発してしまうこともありますよね。
くしゃみをするとのどに力が入り嘔吐中枢が刺激されてえずくようです。
我慢するのは気持ち悪いですが、えずかないようにするにはくしゃみを耐えるしかありません。
もしくしゃみが出そうになったら深呼吸してみてください。
するとくしゃみが治まりやすいです。
どうしても我慢できない時は、くしゃみが出る瞬間に歯の隙間から勢いよく空気を吐き出してみてください。
この時「スッ!」と声を出しても大丈夫です。
「はっくしょん!」とくしゃみをするよりものどが刺激されないので、えずきにくくなりますよ。
あくびをした時
あくびものどが刺激されることでえずきに繋がってしまいます。
「ふわぁ~~~オエエェ……」となるのは辛いですよね。
あくびはくしゃみと違って我慢しやすいと思うので、ひたすら抑え込みましょう。
もしどうしてもあくびをしたい時は”口を閉じたまま”してみてください。
大きく口を開けてあくびをするよりはえずく確率が下がります。
せきをした時
これもくしゃみやあくびと同じです。
とにかくのどを刺激しないように気を付けましょう。
先日うっかり気管に飲み物が入ってしまい、思い切りむせてしまった時はこの世の地獄かと思いました。
立ち上がった瞬間
急に立ち上がると立ちくらみがすることはありませんか?
妊婦さんは妊娠によって血液量がアップし、いわゆる血を水で薄めたような状態になるので鉄分が不足している方が多いです。
鉄不足になると貧血・眩暈・立ちくらみといった症状を引き起こしてしまいます。
立ちくらみが起こると無意識に身体に力が入り、それがえずきに繋がることもあります。
立ち上がる時は頭を下げてゆっくり行動するように心がけることが大切ですね。
お風呂に入っている時
入浴は多くの妊婦さんにとって1日の中でラスボス的な存在だと思います。
まず浴室内にこもる熱気とにおいでダウンします。
それから、つわりでろくに動けず体力が落ちた身体で全身を洗うというのはかなりハードです。
妊娠前は入浴が気分転換になったり、半身浴をしながらリラックスタイムを楽しめていましたが、いまとなっては苦行です……。
でもお風呂に入らないのも気持ち悪いので気合を入れて入らなければなりません。
お風呂場ではいつえずくか分からない恐怖がつきまといます。
私がお風呂でえずきそうになるのは、シャンプーなどのにおいを嗅いだ時と身体をひねった時です。
シャンプーは無香料に変えて、身体をなるべくひねらないようにしたら改善しました。
どうしてもえずきそうなときは、浴槽のふちや浴室内のイスで一度身体を休めて深呼吸をしましょう。
鼻をすすった時
私は鼻が敏感なので年中鼻がむずむずします。
そこでつい鼻をすすってしまうのですが、鼻をすするとのどに刺激が伝わってえずいてしまうんです。
鼻をすすること自体あまりよくないことなので、これを機にきちんとかむようにします。
まとめ
妊娠中は、今まで何気なくやっていたことが途端にできなくなります。
自分の身体の変化に対応できず戸惑う方もいらっしゃると思いますが、なるべく快適な妊婦生活を送るために、不調の原因とその改善策を考えながらうまく過ごしていきましょう。
それでは。