
私は仕事柄、一度も会ったことが無い方と電話をする機会が多いです。
電話のやり取りとなると、どうしても伝わらないことがあります。
最終的にはメール文でやり取りをしましょうという結果になるのですが、そこで難関となるのが
「メールアドレスをどう相手に伝えるか」
もちろん電話なので「言葉」で伝えるしかありません。
口頭で申し上げた後、復唱して確認をとるケースが多いのですが、本当に伝わったのか後から不安になることもあります。
今回は掲題のテーマをもとに「メールアドレスを電話で伝えるにはどうしたら良いか?」をお伝えしていきます。
Contents
複雑なメールアドレスにしない
まず前提として、メールアドレスを口頭で伝えるからには最低限の条件です。
複雑なメールアドレスは相手も混乱しますし、人の集中できる時間は「8秒」とのことです。(米マイクロソフトの開発者が脳波測定で発表した数値)
後述しますが、複数の文字を短い時間で伝えることは出来ないので、長く複雑なアドレスはオススメ出来ません。
一般的にパスワードを設定する際は大文字と小文字、記号と数字が混じった文字列を設定すると思いますが、アドレスはシンプルに設定しておくべきでしょう。
8文字でアドレスを作成する
先述した通り、メールアドレスは短くシンプルなもので作成するべきです。
難しい英単語でアドレスを作成しない
難しいアドレスというのは抽象的な表現かもしれませんが、要は万人が知らない英単語をメールアドレスに組み込むべきではありません。
例えばAngelicaという単語は「アンジェリカ」や「アンゲリカ」と読む方もいます。
聞き間違いを起こしやすい文字を避ける
B BRAVO ブラボー
C CHARLIE チャーリー
D DELTA デルタ
E ECHO エコー
F FOXTROT フォクストロット
G GOLF ゴルフ
H HOTEL ホテル
I INDIA インディア
J JULIETT ジュリエット
K KILO キロ
L LIMA リマ
M MIKE マイク
N NOVEMBER ノベンバー
O OSCAR オスカー
P PAPA パパ
Q QUEBEC ケベック
R ROMEO ロメオ
S SIERRA シエラ
T TANGO タンゴ
U UNIFORM ユニフォーム
V VICTOR ビクター
W WHISKEY ウィスキー
X X-RAY エックスレイ
Y YANKEE ヤンキー
Z ZULU ズル
1文字1秒を意識して相手に伝える
メールアドレスを8文字以下に設定したら、次は1文字1秒の感覚で相手に伝えます。
簡単な例として、 ark345@~だとしましょう。
「エー アール ケー サン ヨン ゴ アットマーク ~~」と伝えるだけです。
活舌が悪い私でも簡単に言えます。
ちなみに@の前部分が8文字であれば問題ないかと思われます。というのも、@以降は大半が hotmailやgmail と co.jpか comの組み合わせなので、前半部分が聞き取れれば残りは 「ホットメール ドット コム」 「ジーメイル ドット シーオー ドット ジェイピー」などで済みます。
@の後ろ部分は1文字1秒を意識しなくても良いです。
口頭でメールアドレスを伝えるのは難しい
今回は以上になりますが、何より口頭でメールアドレスを伝えるのは本当に難しく、
そもそもアドレスを作成する時点で意識をしておく必要があるという結果になりました。
また、相手の番号がスマホであれば「ショートメッセージ」を活用するという手が望ましいです。
こちらにメールアドレスを送ればよいので電話では「後程ショートメッセージでアドレスをお送りします」と伝えるだけで良いので……。
しかしプライベート、仕事に関わらずシンプルなメールアドレスを1つ持っておくと、いつか役立つ時が来ると思います。
数分あれば作成出来るので、是非持っておいてはいかがでしょうか。