
私はPICO4を使ってVRchatを主にプレイしています。
今まではAstro A50を使っていましたが、PICO4とAstro A50同時使用は長時間になると頭が重いなーと感じることがしばしばありました。
PICO4は295g、Astro A50は370gあります。頭に約0.6kgの負荷がかかり続けるのはしんどかったんです。
また、PICO4をセットしてからAstro A50をかける、外すときはその逆でないと脱着ができないため取り回しも微妙だな~と思っていました。
Anker Soundcore VR P10は遅延のないイヤホンタイプなので、つけた状態でもPICO4をつけたり外したりできる。これは使ってみると思った通りの便利さでした。
そこで今回、Anker Soundcore VR P10を一週間使ってみた感想を書き留めつつ、記事にします。
Contents
Anker Soundcore VR P10のメリットとデメリット
まずはじめにそれぞれのメリットとデメリットを伝えたうえで深堀していきます。
Anker Soundcore VR P10のメリット
・ヘッドセットの着脱が容易
・片耳5gなので重さが気にならない
・イコライザー設定が豊富なため、1つの音楽でも何度でも楽しめる
・スーパーヒヤリングやばい
Anker Soundcore VR P10のデメリット
・VR睡眠はちょっと厳しい
・USBドングルの給電ポートが少し微妙
・ケース滑りやすすぎ
メリット①ヘッドセットの着脱が容易
イヤホンをつけた状態でもヘッドセットは容易に脱着できます。
今までAstro A50を外してからヘッドセットを外していたので手間でした。
PICO4はパススルーがついているとはいえ、少し周りを確認する以外では全然使えません。スマホ画面操作とかまず無理。
なんだかんだでヘッドセットはすぐ取り外せる状態にしておきたいので、ここだけでもメリットあります。
メリット②片耳5gなので重さが気にならない
軽いのは正義です。耳穴がふさがれていることに慣れればヘッドホンより確実に楽。
ましてVRchatをプレイするなら長時間つけていて苦にならないものを選びたいですね。
メリット③イコライザー設定が豊富なため、1つの音楽でも何度でも楽しめる
音質にはあまりこだわらない派ですが、PICO4標準の音にはもう戻れません。
また、イコライザー設定が豊富でベースをあげたりボイスを強調したり、1つの音楽でも結構楽しめました。
個人的にVRchatで音楽を楽しみながらリラックスしたい派なので、これは想像以上に満足度高いです。聴き比べないとこの良さは伝えられません。
メリット④スーパーヒヤリングやばい
スーパーヒヤリングモードという機能が搭載されていて、これをONにするとFPSゲームでは足音を聞き取りやすくします。
こういう機能ってゲーミングヘッドホンにはあるイメージでしたが、まさかワイヤレスイヤホンであるとは……。普通に勝敗を左右するのでゲーマーには断然オススメできます。
デメリット①VR睡眠はちょっと厳しい
VRChatをプレイする方なら一度は夢に見る(?)VR睡眠。
それは仮想世界のきれいな景色を見ながら、リアルのベッドで実際に寝るというもの。
視覚、聴覚の両方が満たされ、睡眠に特化したワールドにいくと昼間でも眠くなります。
ただイヤホンとはいえ、横になるとイヤホンが耳穴を押す感じになりVR睡眠は難しかったです。
ただ、上体を少し起こしてベッドのヘッドボードにもたれる感じにするとなかなかよかったですよ。
デメリット②USBドングルの充電ポートが少し微妙
私はPICO4にUSBドングルをさしっぱなしにしています。
充電する時はUSBドングルについている給電ポートへさしているのですが、ケーブルを抜く際にUSBドングルごと抜けてしまうこともしばしば……。
というのも、一度さすとちょっとした力では抜けません。
PICO4のUSBポートより、Anker Soundcore VR P10のUSBポートのほうがきついのでしょう。
慣れればケーブルだけを抜けますが、ここは少し不便です。
Bluetoothと併用する必要性について
USBドングルによる低遅延が目的で購入しましたが、同時にBluetoothでスマホと連携することができます。ただ同時に再生出来るのはUSBドングルかBluetoothどちらかです。
そのため、用途としてはヘッドセットをつけていてもスマホの着信音に気づけたり、スマホで音楽を聴きつつ、そのまま素早くPCやPS5などに移行といった感じでしょうか。
ただ個人的にVRゲームをプレイしているときにLINEの通知がきたらすぐ知らせてほしいかというと、要らない派です。数時間スマホ見ないわけでもないし。。。
また、イヤホンは1回タップ、2回タップ、2秒長押ししたときのショートカットを左右の耳に割り当てることができます。
合計6個のショートカット割り当てができるのですが、1回タップはイヤホンを脱着しただけで作動するので正直微妙です。
デメリット③ケース滑りやすすぎ
びっくりするぐらいケースがツルツルです。
大きさは卵ほど、表面はツルツルという表現が適切なほどです。
なので外出先で取り出し、片手でケースを持ちながらイヤホンを装着というやり方だといつか落としそうです。
デザイン性は良いですが、なぜここまでツルツルにした……といった感じで個人的にマイナスポイントです。
総評
デメリットはあるものの、この音質の良さと遅延ほぼ無しで14,000円なら有りだと思います。
今まで3,500円のCHEEROのCHE-626を使っていましたが、このイヤホンは4年弱使っているので紛失しても痛くないぐらいで外使いにします。
比べてみるとCHE-626は取り出して耳につけてからBluetooth接続が完了したことを示す「Connected!!」という音声が流れていました。ほんの数秒ですが使用可能になるまでのタイムラグがあったんです。
でもこのAnker Soundcore VR P10の変えてからはこのタイムラグがなく、接続時の音も「ピロ」と少し鳴る程度なので煩わしくありません。
また、賛否両論ですがイヤホンのライトを点滅モードにしておくと中々オシャレです。さり気なくガジェットオタク感あるのがよき!
たまにセールで1000円ほど値下げされるので、安くなったときに入手してみてはどうでしょうか。