
終身雇用の時代も終わりつつあり、転職活動が盛んになりつつあります。
ですが、その転職活動は本当に正しいものでしょうか?
よく転職サイトには「転職成功率80%以上!」とか「今より待遇がよくなる人続出!」等といった謳い文句を見受けられます。
もちろん本当に転職してよかったー!って人もいると思うけど、実際はそうじゃない事も・・・
そもそも何をもって成功なのか?転職サイトを利用した人のその後を追っているわけでもないと思うし・・・。
Contents
リクナビやマイナビを100%信じてはいけない
転職サイトは企業が登録した時に登録料を支払われ、これが転職サイトの利益になります。
じゃあ優良企業ばかりが登録したらどうなるか?
きっと離職率も減って転職活動する人もどんどんいなくなってしまいます!
離職率が減る → 転職活動をする人が減る → 転職サイトに登録する企業が減る
転職サイトにとっては嬉しくない事の連鎖ですね。
なので、あえてブラック企業の掲載に目をつぶっています。
じゃあ転職サイトは使わない方がいい?
もちろん優良企業もあるから見極める能力があれば大丈夫です。
今回はブラック企業の見極め方を描かせて
[speech_bubble type="drop" subtype="R1" icon="taiyou.png" name="サニーちゃん"]
職歴を汚さないように転職履歴は生涯2回に収めたほうがいいと言われているよ![/speech_bubble]
見極め方① 掲載回数や期間が非常に長い
今回で一番大事な項目だよ!
人がどんどん辞めちゃう企業って事はそれなりに原因があるという事で、
人をいくら雇ってもすぐに辞めちゃうから人材不足になってしまうんだよね…。
掲載内容にいくら都合のいい事が書かれていても、(アットホームで意見の言いやすい職場です等)
根本的に問題があるから応募は控えたほうがいいよ!
[speech_bubble type="drop" subtype="R1" icon="taiyou.png" name="サニーちゃん"] 優良企業が規模拡大の為に人員を大量確保する場合も稀にあるから一概には言えないけどね![/speech_bubble]
見極め方② 待遇内容が不透明
これはあくまで例なんだけど、給与や残業時間が曖昧な所はネガティブにとらえたほうがいいよ!
「残業は殆どナシ!」と謳っておきながら、みなし残業として30時間分とっているのは怪しい・・・
また、超過分も本当に出してもらえるのか分からず、もみ消される恐れもあるよ!
あとは年収例は企業からの言い分をそのまま転職サイトに反映させているので、
例=理論上可能な数値
と、捉えたほうが賢明です。
[speech_bubble type="drop" subtype="R1" icon="taiyou.png" name="サニーちゃん"] 優良企業は会社の待遇を全面に出してきたりはしないよね![/speech_bubble]
見極め方③ 年間休日が少ない
休みは多いにこしたことはありませんね!
日本で働く中では年間休日120日+有給休暇は欲しいです。
企業によっては休日の数はバラバラで、法律上では週に1日休みがあればヨシとされています。
もし週に1日しか休みがない企業を選ぶと…年間休日は50日にも満たない計算になりますね。
ちなみに完全週休二日制(土・日)だと年間休日は104日
完全週休二日制(土・日)、祝日だと年間休日は119日程度になります!
120日以上あると、これに加えて年末年始や夏休みがある企業です!
仕事内容や給与も大事だけど、プライベートが確保できる休日数は絶対考えたほうがいいです。
私の友人は年間休日100日の企業に入社しましたが、旅行に行く時間がないと嘆いています。
休みは大体これくらいあればいいか!とは思わずに、どういう生活になるかちゃんと考えていきたいですね。
見極め方④ 簡単に入社出来る
ブラック企業は入社したいと思う人が殆どいません。
優良企業より人員確保が難しいです。
だからこそ入り口を広げて、より人が入ってきやすいように仕向ける・・・
いわゆる「未経験、学歴不問」、「面接1回のみ!」「即入社可能!」などと、
受ける前から、ここなら行けそう!と思わせるような企業は警戒が必要ですね。
知名度の高い大手グループだからといって侮らないようにしたいところです。
もし入社したら…そのまま使い捨てのボロ雑巾のように働かされて、意気消沈してしまうかも・・・。
[speech_bubble type="drop" subtype="R1" icon="taiyou.png" name="サニーちゃん"]電撃殺虫機に寄り付く虫みたいにはなりたくないね(´・ω・`)[/speech_bubble]
もしブラック企業に入ってしまった場合!
ブラック企業と確信できた段階で早めに転職活動をしましょう!
「でも3年以内に辞めると職歴が汚れるって聞いた」という話もあるけど、これは
企業側が困る事であって、自分たちには関係ありません。
それでも転職が難しい場合は以下に方法をまとめてみました。
社内で結束して抗議する
余程規模の小さい企業でない限り、不満を持っている人は自分以外にもいるはず!
「労働組合」がない企業でも「合同組合」を作る事で組合として戦う事ができます!
労働基準監督署を使う
ブラック企業が忌み嫌う言葉です。
労働基準監督署は賃金未払いに対して強い圧力をかけてくれるので、残業代に未払いがあったりした場合は相談してみましょう!
ちなみに雇用形態に関する点は企業側がもみ消しやすいので中々介入出来ないのが現状です。
労働審判を申し立てる
不当にクビになった場合や労働条件の不利益変更に対して有効です!
個人と経営者による抗議なので、集団での申し立ては出来ないので、個々で頑張りましょう。
その際、証拠となる雇用契約書や就業規則、解雇理由証明書を保管しておきましょう。
その後、労働審判手続申立書に記入して申立書は裁判所用一通(正本)、相手方用二通、労働審判員用二通の合計四通を送付します。
証拠証明書は裁判所用と相手方用に二通用意しておきましょう。
トラブルが起きる前に逃げるが勝ち
実際にブラック企業に入って、嫌な思いをしてからじゃ遅いです。
賃金未払いや不当な扱いに対する手続きも面倒だし・・・その時間がもったいないですよね。
[speech_bubble type="drop" subtype="R1" icon="taiyou.png" name="サニーちゃん"]皆は変な会社に入らずに相性のいい企業と巡り合ってね![/speech_bubble]