
LoLは毎日たくさんプレイしたとしても自然に上達するものではありません。
本気で上達したいという方は、上手い人の動画を見て練習したり自分のプレイを後から振り返ることが大切です。
コツコツとした作業になりますが反省点を改善することの繰り返しで上達していきます。
というわけで、今回は試合での影響力が高いMIDレーンについて、初心者の方向けにポイントをまとめてみました。
MIDがボロ負けだと試合が不利になってしまいます。
「MIDレーンでなかなか勝てない。」
という方は、MIDレーンでやってはいけない行動を押さえて勝率を上げましょう。
という方もいらっしゃると思うので「自分に必要だな。」と思われた方のみご覧ください。
それではさっそくお話ししていきます!
Contents
MIDレーンで重要なこと
初心者のうちは、ミニオンのラストヒットを取ることに集中して「他のことができない。」という方もいらっしゃると思います。
チャンピオンはレベルアップやアイテムを揃えることで攻撃力や速度が上がっていくので、ラストヒットのタイミングがずれていき本当に大変ですよね。
それでも最低限守って欲しいことをお伝えします!
ワードについて
LoLでは視界の確保がかなり重要になってきます。

視界があれば敵の位置が把握できるので安心して行動することができます。
MIDレーンはマップの真ん中に位置しているので、その周辺にワードを刺すことは味方にとってもありがたいですよ。
①トリンケットはすぐ川に置こう
試合が始まって対面が現れる前にワードを置きましょう。
無料のワードは刺さずに持っているのはもったいないですし、チャンピオンによっては敵ジャングルがレベル2でガンクをしてくる可能性があります。
ワードを刺したら、刺した側に寄りながらミニオンを狩りましょう。
ワードがなく視界が取れない場合はレーンのど真ん中をキープして、左右どちらからガンクが来ても反応できるようにすると良いです。
……と、言葉でいうのは簡単ですが実際にやるのは大変ですよね。
でも意識するだけでも少しは変わると思いますから、がんばりましょう!
②ピンクワードを刺しまくろう
ピンクワードはひとりにつき常に1か所にしか置けませんが、何度壊されたとしても必ず置くようにしましょう。
視界があれば敵ジャングルの動きが分かりますし、ガンクをするためにMIDへ寄ってきた敵が「ワードに映ったからガンクはやめよう……。」と引き下がってくれる確率も上がります。
1個75ゴールドかかるので「壊されるたびに買うのはもったいない!(泣)」と叫びたくなりますが、ケチらずに購入して視界を確保しましょう。
ガンクについて
MIDレーンにいるときジャングルにガンクをお願いすることはありますか?
ちなみにわたしは基本的にガンクを依頼しません。
なぜならガンクは絶対にやらなければならないことではなく、色々なタイミングが合って成功しそうだと判断した場合のみやるべきだからです。
ガンクがどれだけリスクがあるのかというと……例えばBOTでADCをやっているとき。
対面とのキルデス差はないものの、ミニオン差で勝っているのでこちら側が若干有利な状況だとします。
できればこのままの状態をキープしたいところですよね。
そんな中、頼んでもないのにジャングルがやってきて、勝手に突っ込み巻き添えをくらったらどうしますか?
わたしは実際にBOTレーンにいるときによくあります。
BOTレーンに限った話ではなく、TOPやMIDレーンでガンクに来て欲しいと思った時も、タイミングをよく見てから依頼するようにしましょう。
①体力やマナが無い状態で呼ばないこと
体力やマナが少ない時など、ガンクに来てもらったとしても自分がやられてしまいそうな状況でガンクを依頼するのは危険なのでやめましょう。
敵をおびき寄せるために、あえて少ない体力・マナでレーンに残るという方法もよく見かけます。
しかし、フラッシュが落ちているなど逃げの手段がない場合は、ただやられてしまうだけで終わるかもしれません。
実は敵JGも待機して様子をうかがっているかもしれませんし他のレーンから加勢しに来ているかもしれないです。
ガンクが決まったら気持ちいいですが、タイミングがつかめないときは無理にガンクをするよりも、コツコツとミニオンを狩ってレベルを上げるのがおすすめです。
②ミニオンの位置が重要!
ミニオンを敵に押しつけられている状況がベストです。
こちらが押している状況だとガンクをしてもすぐにタワー下に逃げられてしまいます。
それに敵のジャングルが加勢してきた場合はこちらが不利になってしまいます。
ミニオンウェーブが真ん中にある状態も、ガンクがしにくいので避けたほうがいいですね。
逆のことを言うと自分がミニオンを押しているときは敵にガンクされる可能性があるということです。
視界を確保していつでも逃げられるようにミニマップを確認しましょう。
③RスキルやCCがない状態で呼ばないこと
多くのチャンピオンにとってRスキルは強力なものです。
味方のジャングルはガンクを行うとき、あなたのRスキルで敵にとどめをさしてくれると思っているかもしれません。
もしRスキルがクールダウン中なのにガンクを依頼した場合、ダメージ量が足りず倒しきれないかもしれません。
また、ラックスのQスキルやベイガーのEスキルなど、相手を止めるスキルがない状態でガンクを依頼するのもNGです。
もちろんクールダウンが上がっている状態でもスキルを外してしまったらガンクの意味がありません。
ガンクを成功させるのはかなりリスキーだということです。
ただし、ガンクが成功しなくても敵のフラッシュを落とすことができれば有利になります。

ロームについて
ロームとは「うろうろ歩き回ること」です。
自分のレーンを離れて川にワードを置いたり、他のレーンをガンクしたりします。
でも、その時間はミニオンが狩れません。
あまり長い時間ロームしてしまうと、敵MIDがレーンに留まっている場合は簡単にミニオン差がついてしまいます。
他レーンへロームしてガンクが決まればいいですが、もし失敗してしまったら確実に不利な状況が生まれます。
MIDはロームをよくする方もいればまったくしない方もいますが、どちらがいいというわけではありません。
意味のないロームばかりしていたら敵MIDがどんどん育ってしまうので、それなら最低限のことをしているだけのほうが良かったりします。
ロームをする場合は、レーンを離れるタイミングを見極めて目的を明確にすることが重要です。
ふらふらとお散歩することがないように気を付けましょう。
①ミニオンは基本押し付けること
さきほどもちらっとお話ししましたが、ミニオンを押し付けていない状態でロームをするとミニオンを失ってしまいます。
近くで集団戦が起きた場合は、ミニオンのことは気にせずにすぐに寄るべきですが、その時もただ寄って何の成果も得られず終わってしまうとマイナスになってしまいます。
レーンを離れるなら”キル”や”オブジェクト”など、その分何かプラスになるものを得ることが求められます。
味方が敵と戦っているのが見えても、いま寄ったらマイナスになってしまうと判断した場合は、無理に寄らずにレーンを押すことに集中しましょう。
例えば、味方チームが不利な状況なのにもかかわらず、敵ジャングル内に味方ジャングルが侵入している場合。
3人の敵に追われてスネアをくらっています。
いまから駆けつけてもぎりぎり間に合いそうにありませんし、他の味方も寄っていないので集団戦にもならなそうです。
そんな時は無理に加勢しないほうがいいですよね。
序盤はタワープレートによるゴールド獲得も狙いたいので、自分の行動が試合にどう影響するのかを考えながら判断してください。
これで味方が「なんで寄ってくれなかったの!?」と文句を言ってきたら、状況が見えていないようなのでそっとミュートにしましょう。
②視界がない状態で敵を追いかけないこと
例えば敵MIDが突然BOT側の川へ消えたとします。
敵MIDが消えたら「?」ピンで周囲に知らせると思いますが、そのあとはどうしますか。
など状況に応じて色々な想像をするかと思います。
しかし、ここでむやみに追いかけてしまったら、実は敵が待ち伏せしていてキルを取られるかもしれません。
ドラゴンの確認も味方が寄ってきているのが見えれば行ってもいいですが、ひとりで対処することは困難なのでやめたほうがいいです。
とにかく視界がない状態で敵を追いかけるのは危険です。
視界の確保って本当に重要ですね。
まとめ
いかがでしたか。
今回はMIDレーンで戦う際に押さえておきたいことをお話ししました。
- ワード
- ガンク
- ローム
どれも重要なことですが一気にすべてやるのは大変なので、上から順番に実践していきましょう。
まずはワードからですね!
MIDは試合への影響力が高い分「早く育たなければ」というプレッシャーもあるかと思いますが、常にゲームを楽しむ気持ちを忘れずにやっていきましょう。
今回の内容が少しでもお役に立てば幸いです。
それでは。