
みなさんはいまどんな家に住んでいますか。
わたしは、生まれた時からいままでずっとマンションに住んでいます。
ですから、
「一戸建ての庭で野菜を育ててみたい!」
「一軒家は、周りの生活音が気にならなくて良さそうだな~」
などと、時々思いをはせることがあります。
……ん?一軒家?一戸建て?
何気なく使っていましたが、いったいどちらが正しいのでしょうか。
というわけで、今回は一軒家と一戸建ての違いについてお話ししたいと思います。
Contents
一軒家とは
まずは一軒家の意味から確認していきましょう。
いっけん‐や【一軒家/一軒屋】 の解説
1 近くに人家がなく1軒だけ建っている家。「村のはずれの―」
2 長屋や集合住宅でなく独立した家屋。一戸建ての家。
引用:goo辞書
近くに人家がなく……ということは、山奥にぽつんと一軒だけ建っているイメージがわきますね。
都市部のように家同士が隣接している場合は、「一軒家」とは呼べないようです。
また、単に”独立した家屋”を指しているので、その家に何世帯住んでいるのかまでは分かりません。
シェアハウスとして他人同士が一緒に暮らしている場合は「一軒家に住んでいる。」と言えますね。
あれ?2の説明の最後に「一戸建ての家」とあります。ややこしいですね……。笑
一戸建てとは
次に、一戸建ての意味を確認していきましょう。
いっこ‐だて【一戸建て】 の解説
集合住宅でなく、1棟で1戸の家屋。戸建て。
引用:goo辞書
集合住宅でなく……という部分は、「一軒家」と同じですね。
マンションではないということです。
「一軒家」と異なる点としては、都市部のように家同士が隣接している場合も「一戸建て」と呼べます。
それから、「1棟で1戸」とあるので、ひとつの家屋に1世帯が住んでいるということになります。
「一軒家」は何世帯住んでいるか分かりませんが、「一戸建て」の場合は1世帯ということが分かりますね。
家族で住む家を表したい場合は「一戸建て」と表現するのが良さそうです。
まとめ
「来年、一戸建てを買おうと思ってるんだ。」
「来年、一軒家を買おうと思ってるんだ。」
どちらも意味は通じますよね。
「一戸建て」と「一軒家」は、どちらもマンションの反対の意味としてとらえられるので、厳密に使い分ける必要はないかもしれません。
ただ、住宅販売のサイトを見ると「一戸建て」という表記のほうが多い気がします。
不動産界隈では「一戸建て」という表現が適切なのでしょう。
わたしは今まで、なんとなく「一軒家」という表現を用いていましたが、今後は「戸建て」や「一戸建て」と言うようにします。
それでは。