
こんにちは。
いま、日本には数多くの外国人が生活しています。
最近は田舎でも外国人を見かける機会が増えました。
日本で生活している外国人の中には、日本で生涯で終えるという方もいらっしゃいます。
自分が生まれ育った土地ではなく、外国で生きていくというのは様々な問題があると思います。
生活習慣、文化、食事などが思いつきますが、特に大きな問題として挙げられるのが”宗教の違い”です。
現在、大分県ではキリスト教徒専用の公営墓地開設に向けて町と協議が行われています。
今回は、この件について問題点などをお話ししたいと思います。
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なぜキリスト教徒の公営墓地が必要なのか
それは、イスラム教の戒律があるからです。
戒律とは、宗教において守らなければならないルールのことです。
その戒律によると亡くなった方は”土葬”をしなければなりません。
日本では火葬が一般的ですから、土葬専用の墓地が必要だということです。
賛成?反対?
大分県のイスラム教徒の団体は、日出町(ひじまち)に土地を購入し、イスラム教徒の墓地を設ける計画を立てていました。
しかし、開設予定地の周辺住民の反対もあり、なかなか話が進んでいないようです。
たしかに、火葬が一般的な国で突然近隣に土葬の墓地ができると言われたら、少し抵抗する気持ちがわきますよね。
この島国で、新しい習慣や様式をすぐに受け入れることは難しいと思います。
それでも、イスラム教徒の方が増えているということは、きっとその町の労働力に貢献しているはずです。
その土地にとっても必要な方々なので、慎重に対応していきたいですね。
食事に関して
イスラム教では食事にも決まりがあります。
ハラールと呼ばれる「食べてもいいもの」以外は、口にしてはいけません。
その代表として知られているのが”豚肉”や”アルコール”ですね。
イスラム教徒がさらに増えたら、レストランで必ず原材料を表記するなど、食事面でもイスラム教徒への配慮が必要になるかもしれません。
そして、イスラム教徒だけではなく、今後日本で生活する外国人が増えていくことでさらに色々な問題が出てくるはずです。
日本として、彼らをどのように受け入れ、どう変化していくのかが問われますね。
まとめ
キリスト教徒のための公営墓地は、はたして実現するのでしょうか。
いますぐに結論が出るわけではありませんが、きっと時間が解決してくれるはずです。
キリスト教徒の団体が、近隣住民や町との協議を重ねる中で、お互いが本音で話し合って歩み寄ることができるといいですね。
それでは。