映画館vsVODサービス 総合的にどちらが良いかを考えてみた

 

皆さんは映画をどれくらいの頻度で観ていますか?

 

そして得か損か、また満足度はどちらが上回るのかを考えたことはあるでしょうか。

もしくは不満要素をマイナス点として認識しているでしょうか。

 

今回は客観的に『映画館で映画を観ること』と『自宅でVODサービスを利用して映画を観ること』の2択で評価してみました。

是非、最後までご覧いただけますと幸いです。

Contents

映画館の魅力

まず映画館の魅力は大きなスクリーンで良質の極上音による映画のために作られた環境で作品を楽しむことが出来る、これに尽きます。

やっとの思いで上映された目当ての作品を約2時間、没頭できる空間は上記以外では味わえませんし、VODサービスでは自宅を映画館同様の環境にしなければ不可能です。

 

ほとんどの方は無意識に上記の目的を果たすため、様々なデメリットを妥協しているわけです。

ではそのデメリットとは何でしょうか?

映画館のデメリット

 

映画館の魅力をお伝えしたところで、デメリットを解説します。

映画館のデメリット
・映画館に行かなければならない
・上映される時間に合わせてスケジュールを組まなければならない
・そこそこな出費(1800円、割引が効いても1000円)
・周囲の席にマナー違反者がいる可能性有り

映画館に行かなければならない

 

当然ですが映画館に行くまでの手間があります。

車や電車を使う方はその交通費や、辿り着くまでの時間もかかりますね。

上映される時間に合わせてスケジュールを組まなければならない

映画館は上映する時間帯が大体決まっているので、この時間に合わせてスケジュールを組まなければなりません。

人気の高い作品であれば選択の幅は広がりますが、都会か田舎かによっても変わります。

 

その日に映画だけを観に行って、ついでに何かやろうと考えられる場合は良いのですが、上映前の数十分はどうしても無駄にしてしまう可能性が高いです。

映画上映が始まってから劇場に行くと、誰かの前を通り迷惑をかけてしまうかもしれないというのは心理的に皆さんもご理解頂けるかと思います。

 

そして劇場のフードコーナーや物販で時間を潰す=思わぬ出費に繋がるというわけですね。

そこそこな出費(1800円、割引が効いても1000円)

 

映画鑑賞は美術館や動物園と比べてもコストは高めです。ただ、この値段にケチをつけるわけではありません。

レディースデーやシニア割引などを使わない限りは1800円。

 

1800円で1日の食費に充てられることを考えると、『贅沢費』というのは頷けます。

更に外食費や交通費がかさむと、1日で5000円ほど使ってしまうのは十分あり得る話です。

 

この出費を自身の収入と比べて『はした金』と呼べるならいいのですが、殆どの方にとって5000円は大金でしょう。

周囲の席にマナー違反者がいる可能性有り

映画館に行けば100%、自分の期待する価値に見合った対価が得られるとは限りません。

私が経験している限りは映画館でマナー違反者は3回に1回の割合でいます。

 

映画鑑賞中にスマホをちらちら確認している人がいて、暗い映画館の中で周りに光がチラッと漏れる感覚はかなり邪魔です。

他にも小声で話をしている人や、飲食物をくちゃくちゃと食べている人(クチャラーって死語ですか?)もいます。

 

まあ映画が始まる前に注意喚起が流れますが、これも無視する人たちには全然効果はないですよね。

2時間の楽しい時間が苦痛に変わる可能性もあり得るわけです。

VODサービスの魅力

続いてVODサービスの魅力ですが『いつでも観たい時に好きな作品を選んで観られる。邪道だけど途中のシーンをカットしてもOK』これが全てです。

VODは一般的な家庭でテレビモニターかスマホで観るため、映画館の迫力には足元にも及ばないことが多いです。

 

まあ画面と音質を強化すると見ごたえはグンと変わるので興味のある方は下記リンクもご覧ください。

 

少年
映画館の迫力がいらない人はVODでいいってこと?

 

と思う方、少し待ってください。VODサービスにもデメリットがいくつかあります。

VODのデメリット

 

VODサービスにもデメリットは存在します。

 

VODのデメリット
・月額登録をしなければならない
・好きな作品が公開されるまで時間がかかる
・VODサービス内で更に課金が必要な場合がある
・VOD化されない場合がある

月額登録をしなければならない

VODはサービスごとに月額課金が必要で、観ていなくてもこの料金は発生します。

 

動画配信サービス 月額料金 見放題作品数
U-NEXT 2,189円(税込) 22万本以上
Disney+ 990円(税込) 約16,000本以上
(ディズニープラス)
Hulu 1,026円(税込) 70,000本以上
TSUTAYA DISCAS 2,052円(税込) 10,000本以上
FODプレミアム 976円(税込) 50,000本以上
dTV 550円(税込) 120,000本以上
Amazon Prime Video 月間プラン500円(税込) 10,000本以上
年間プラン4,900円(税込)
Netflix 880円(税込) 非公開
TELASA(auビデオパス) 618円(税込) 10,000本以上

 

私のオススメはNetflixかU-NEXTのどちらかを契約しつつ、Amazon Primeで補填するスタイルです。

Netflixの場合は画質によって月額料金が変わりますが、こだわりが無ければ一番下のプランで問題ありません。

 

映画鑑賞を趣味としていた人がVODサービスに切り替える際「映画館に行くよりは安いし!」という短絡的な考えで全サービスに登録をすることがあります。

しかし、マイナーな映画でない限りは網羅されているため複数のサービスに登録することは止めておいたほうがよいでしょう。

好きな作品が公開されるまで時間がかかる

 

これは映画館の売り上げにも影響するので仕方ない話ではありますが、実際にVOD化されるまで1か月~3ケ月程度かかります。

これは各サービスと利権による調整があるので作品ごとに異なります。

 

なので観たい作品の予告からチェックしていた方にとっては地獄のような待ち遠しい時間を味わうことになります。

 

映画ファン
Twitterでネタバレ観ちゃったよ!本当にショックだ。
VOD公開まで待っていると、ネット上でネタバレをくらう可能性もあるので注意が必要です。
というか映画内容の重要な部分を具体的にネット上に書く人って何なんでしょうかね……。

VODサービス内で更に課金が必要な場合がある

 

月額1000円程度払っているにも関わらず、新作公開された作品は更に課金が必要なパターンがあります。

映画をめったに観ない方にとっては月額1000円+課金550円=1550円と待った時間の割に合うか微妙ですね。

VOD化されない場合がある

 

そして一番イヤなパターンが『待ったのにVOD化されない』ことです。

もう二度とその作品を観ることは出来ないのです。

 

これは映画上映したものの、各サービス社からVODにしてもメリットが無いと判断された場合なので、

基本的にはVOD化されない=人気が無かった ということになります。

 

はずれ作品を観なくて良かったと前向きに考えるしかないでしょう。

結局、どちらがいい?

 

今回は映画館とVODサービスの魅力とデメリットを紹介しました。

どちらか一方が良いというわけではなく、まとめると

映画館が向いている人
・絶対に見逃したくない作品であること
・ネタバレを見たくない
・映画に合わせたスケジュールを組めること
上記に当てはまれば私は映画館に行ったほうがいいと考えています。
逆に上記の条件を満たせない方はVODサービスを利用しましょう。それも映画が公開された月のみに契約をして視聴。
観終わったら契約解除を繰り返して、恒久的に契約を続けることがないようにしましょう。
VODサービスも年間で1万円を超えるため、毎週末映画を観ることを楽しみにしない限りは元が取れないと判断します。
エンタメを楽しむことに損得勘定を働かせるのもいかがなものかと思いますが、心にとどめておいた方が良いですね。

 

 

 

おすすめの記事